「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

詰将棋つくってみた(173)
 課題36:結果発表(その1)

 中・長篇が多くて負担が大きかったせいでしょうか解答者は10名にとどまりました。
加藤さんのくるくるの解答者も来てくれないかなと期待したのですが、やはりまだまだつみき書店の認知度は低いのかもしれません。
 詰パラ読者でもない限り30手以上の中・長篇に手を出すのは躊躇してしまうかもしれません。近代将棋の休刊の影響はやはり限りなく大きかったと思います。
 並べてみると、アレッと言うほど易しい作品も多いのですけれどね。「長編詰将棋の世界」の連載も再開しなくてはなぁ……。

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 課題36:結果発表(その1)

詰将棋つくってみた(172)
 課題36:講評

Judge:井上徹也

 今回の課題はリピート趣向。 今までの課題の中でも抽象的なので投稿が集まるか心配でしたが、本職の趣向作家に支えられた事もあり十分な数の作品が出題されました。 どれも課題通り趣向の面白さが感じられる作品です。

 『詰将棋つくってみた』の本来の対象である創作駆け出しの方には、1ヶ月という募集期間は短かったかもしれません。 まずは講評や結果発表を読んで趣向という分野を楽しんでもらえると嬉しいです。 こういう分野があると頭の片隅に置いておくと詰将棋活 動の中で「この手順を繰り返したら面白いかも」 「この繰り返しの仕組みは意外性があるかな」 など創作の種に出会えるかもしれ ません。 趣向に限らずどんな思いつきでも形にしてみる事が大切です。 つくってみましょう。

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 課題36:講評

詰将棋つくってみた(171)
 課題37:表紙向き

 15手詰というと短編界における主戦場というイメージがあります。『現代詰将棋短編名作選』でも『詰将棋年鑑2020-2021』の短編の部でも、もっとも数多く収録されているのは15手詰。詰パラで年に一度開催されている詰将棋順位戦でも15手詰が主流です。

 そこでは大きな構図を使った難解作・構想作が覇を競っているわけですが、表紙だけは違います。手数は同じ15手でも、ちょっとホッとする世界がそこに広がっています。

 姿・形よく、考えてみようという気をおこさせてくれて、ちょっとだけ考えるところが用意されており、気持ちよく詰め上がる。そういった癒される15手詰を募集します(^^)。

課題37 右上 \(6\times6\) の配置で15手の詰将棋を作ってください。

 

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は12月30日(土)
  • Judgeは田口正明さんです

例題を見ていきましょう。

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 課題37:表紙向き

詰将棋つくってみた(170)
 課題36:解答募集

課題36への投稿ありがとうございました。

課題36:同一手順を2回以上繰り返す詰将棋を作ってください。

 課題が課題なだけに100手超えとか投稿されてくるのではと心配(と期待)をしていたのですが、そんなことはなく、10手台から最長でも60手台でした。目出度し目出度し。長篇も最後の1題以外は比較的解きやすい問題ばかりだと思います。一番の難関は中篇かもしれません。 

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:12月16日(土)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:6ポイント毎に粗品進呈。

印刷用pdfつくりました⇒課題36.pdf
a4両面印刷で持ち運びしやすいサイズになります。

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 課題36:解答募集

将棋図巧化第7番 詰パラ1985年7月号より

 風家の蔵の奥から発見されたこの古図式『将棋図巧化』は、まだ将棋のルールも未確定の時代に作られたものらしく、作意も記されていないのでその解明は難解至極。多くの研究者が挫折してきた歴史を持っています。本図も長いこと不詰の烙印を押されていたものですが、小生が苦心の末に作意を発見したものです。
 

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