詰将棋つくってみた(3) 創作課題2の補足

課題:玉方歩の頭に大駒を捨てる詰将棋を創ってください。
(捨てる駒は飛車でも角でも龍でも馬でも、
持駒でも置駒でも不問)

課題1と比べて随分と自由度が増えました。

作例を紹介します。

北原義治 近将 1965.1


易しい5手詰ですが、飛車角の2枚とも歩の頭に捨てることで良い味が出ています。
配置も完璧で、おそらく同一図を作った人が何人もいることだと思います。
(筆者もついさっき作りました^^)

岡部雄二 『饗宴』第27番 詰パラ 1977.4

11手詰です。
5手目に強烈な印象を受けました。
持駒を打捨てる一手で本作以上に記憶に残る作品はありません。
それは離して打つこともできるのにあえて歩頭に捨てるという演出が効いているのでしょう。

今回の課題は捨駒を印象づける演出に思いをはせていただきたいということです。
(もちろん課題を充たしてさえいれば投稿は受け付けます)

締切は1月31日


北原義治 近将 1965.1

岡部雄二 『饗宴』第27番 詰パラ 1977.4


本作、3手目同銀成と5手目33龍の余詰があります。
修正図はどこかで発表されているのでしょうか。
ご存じの方は教えてください。

「詰将棋つくってみた(3) 創作課題2の補足」への2件のフィードバック

  1. どこに書いたらいいのか分からないのでここに書いておきます。
    岡部雄二作の修正図です。
    「饗宴」27番が修正図になっています。

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