二流作家のメンタルヘルス(11)

風みどり スマホ詰パラ2013.6.5


自作公開「いっこの積木」をはじめたので、この「メンタルヘルス」連載はもう止めようと思ってました。
しかし、せっかくメモしてあったので無駄にしてはいけないから公開しておこうと半年ぶりの復活です。

本作、正式発表(?)としてスマホ詰パラの発表日をいれましたが、実際には大昔にネットとらふで「トス・バッティング」という連載で出題した問題です。
みてわかるように最遠移動を簡素に表現したかったわけです。
たった5マスですがそれ以上は飛車が成ってしまうので実現が難しいのです。
(ちなみに横型は最長の7マス移動が相馬康幸にあります)

そして、ある日スマホ詰パラでこの図に出会いました。

きょーじゅ スマホ詰パラ2017.8.1

なんと同じことを遠打で実現しています。

蛇足ながら説明しておきますと、最遠移動と遠打では遠打の方が作図はずっと難しいのです。
なぜなら遠打する駒は持駒であるわけですから、それだけ自由度が高く、余詰も発生しやすいのです。
さらに遠打には中合する変化が必ず発生しますので、その変化をわりきる苦心が必要なのです。
そこで超短編では遠打を避けて限定移動で表現することがよくあります。(心当たりある人、正直に手を挙げて!)

私ははじめから最遠移動を作ろうとしていた所為もありますが、遠打で表現できる可能性をまったく考えたこともなかったのです。
才能の差という以前の、戦う姿勢の差を思い知らされて心が挫けそうになったときには、次の諺を思い出しましょう。

次元が違う!これは別の作品だ

きょーじゅ作をよく見てみましょう。
初手はみるからにこの一手ですが、3手目12角成の紛れも、5手目32角成の紛れもあり、簡単ではありません。35歩の絶妙な配置に注目しましょう。
また2手目中合の変化も43角成という妙手を入れて17手できっちり割り切れています。
52金の絶妙な配置に注目しましょう。(なければ33角成で3手詰!)

これはそもそも自作と比較できるレベルの作品でないのです。比べちゃぁいけません。

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