前回の発表の後2通の回答がありました。
「作品集を望む詰将棋作家」に上谷直希2票入りました。
欲しいですね!
スマホのアプリで『上谷直希の詰将棋』はあるのですが30局だけだし、ちょっとタッチをミスるとコマーシャルがポップアップしてしまうし、「あの作品どこだっけ?」と探すのも一苦労です。(次の作品を探すのにも結局端からあけていきました)
下谷曲希『上谷直希の詰将棋』第8番 スマホ詰パラ2016.7.7
どうです。
こんな作品をわずか8枚の駒で作ってしまうのだから恐ろしい。
スマホ詰パラ発表作と言っても下谷曲希もパスファインダーも見逃すわけにはいかないので、年寄には辛い時代になったものです。
この解説の中で類似を気にしていた作品が下図。
山田嘉則・山下雅博 将棋世界 1992.9
たしかに筆者もこの作品(将棋世界で見たときの印象が強かったせいだろう)を思い出した。思い出しはしたが、両方とも確固とした別の作品だろう。
そういえば詰将棋ファン3号で柳原裕司が上谷直希のことを「ギリギリ新作に果敢に挑戦する男」と書いていたっけ。(そこだけ切り出すと別にカッコ良くないかも)
ところで、このGoogleのアンケート、初めて使ってみた。
便利だけど、もしかしてうっかり送信してしまったのではという疑惑が残る。
次回使うことがあったら、最低でもお名前だけは書いてもらうようにしようかな。
ということで前回の「作品集を望む詰将棋作家」に上谷直希を追加しますが、おそらく大多数の方は「今はもっとどんどん新作を見せて欲しい」という気持ちなのではないかと想像しています。
(つづく)
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上谷さんの作品見ると、アイデアだけの自作がいつも恥ずかしくなります。
それだけ上谷さんの作品が感動を呼び起こす力を持っていると言うことだと思います。
解いてもすぐに忘れてしまう作品が殆どですが、30年前でもくっきり覚えてきた山田・山下作は名作との実証済ですね。
それにしても上谷さんは若いのに古い作品をよく知っていると感心しています。