詰棋書アンケート集計結果(3) こんなアンソロジーが欲しい

こんなアンソロジーが欲しい

1月末にとったアンケートの集計結果です。23人の方から回答がありました。

    3票 煙詰 煙の人気は依然高いですね。そういえば『けむり』『続けむり』以降、紙ではみていないなぁ。誰か選題と解説を書いてくれないですかねぇ。データは詰将棋一番星にあるのであとは解説ですよね。

    2票 半期賞作品集 これも石沢版以降ないですね。詰パラの半期賞は普通に考えて近代将棋の塚田賞と同等なのに、半期賞はネーミングで損をしているのでしょうか。欲しいですねぇ。

    2票 大道詰将棋 絶滅(?)してから久しいのに人気高いですねぇ。詰将棋のにのめり込むと最後に行き着く先が大道詰将棋なのでしょうか。筆者にはまだよくわかりません。

    2票 詰将棋サロン名作選 たしかに将棋連盟の機関誌(?)である『将棋世界』の作品ってまとめた本になった話を聞きませんね。でも年間優秀作を表彰したり上田先生の記事が出たり、少しずつ詰将棋の扱いも良くなってきているのかな? 

    2票 趣向作 趣向長篇と云うことでしょうね。欲しいですね!『漫陀楽』は趣向部分だけの抽出でしたから、全部味わいたいですよね。当面、趣向長編がたっぷり鑑賞できるのは『看寿賞作品集』、『近代将棋図式精選』でしょうか。あとは個人作品集ですね。

ここまでが2票以上はいったものです。
続いて1票を

詰パラHPトップページ作品集 あ、いいですね。好形で易しい癒やされる作品集の需要ってあると思うのですが。

「埋もれ火のアンソロジー」個人作品集、名作選から埋もれた傑作集 これつみき書店の作りたいアンソロジーリストの中にも入っています。まだまだ手がけることができるのは先になりますが。このタイトルパクってもいいですか?

冗談詰将棋の世界 どんな作品が集められるのか興味ありますね。18禁のやつとかですか?

有名作家が選ぶ自作No.1を集めた作品集 詰パラの「ベスト10」は是非1冊にまとめてもらいたいなと思っています。No.1だったら『三百人一局集』『四百人一局集』が近いかもしれませんね。

年ごとの好作集 『この詰』が発刊当初はその主旨に近かったと思うのですが、やはりJudgeを引受ける方の負担が大きいのでしょうね。でも人材さえ集めることができたら実現可能でしょうか。

短編ばか詰傑作選(5手・7手) あ、これいいですね!欲しいです。7手は長いので『ばか5手詰傑作選』。どなたか書きませんか?『ば自4手詰傑作選』もいいですね!

饗宴2(厳選した一流作家or今の若手) 『饗宴』は詰将棋研究会のアンソロジーですから、いまでしたらkisy団の『青い鳥2020』や東京詰工房の『アトリエ』があたりますか。『九州作品集』(でしたっけ?)も楽しみです。

裸王単騎詰 単騎詰というと詰上がりが攻方1枚の作品のことでしょうか。稀少品ではありますが……。

塚田賞 これまとめて欲しいですよね!書くとしたら柳田さんしかいないと思うのだけれど表紙が藤井王位の本を書くのに忙しいのかな?

看寿賞作品賞2 流石に気が早すぎませんか?

短編の手筋・テーマ別の変遷 1冊を書き下ろすことができる人はいないと思いますが、いろいろな論考をまとめた本はあると便利かもしれませんね。

超長手数龍追い、馬鋸など 『この詰2019』の馬屋原剛「超長編超入門」が現在では一番纏まっている論考でしょうか。

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