不要の詰棋書を売りませんか?

つみき書店には

  • 詰棋書の編集・出版
  • 詰棋書のネットによる通信販売
  • ネット古書店

という3つの顔があります。

今日は3つめの古書店としての話。
メニューの古書買入についてもう少し詳しく書きます。

詰将棋というものはあっという間に忘れ去られていくもの。
良い詰将棋を未来に残したい
これがつみき書店のテーマです。

古書店というのも(あまり儲からないかも知れないけれど)テーマに沿った活動かも知れないと考えるようになってきました。

基本的に詰棋書は売らない方が良い

例えば、今手元にある『将棋浪曼集』。
これと同じ物が先日つみき書店で 15,000円であっという間に売れました。
買ったときは2,200円ですから、(物価の上昇を考慮に入れなければ)儲かったような気もします。
でも考えてみてください。
15,000円なんてちょっと美味しい店に行ったら1回の食事で消えてしまいます。

そして、もう『将棋浪曼集』とは二度と会えないかも知れません。

ヤフオクで売ればもっと高く売れたと思います。
それでも2人で懐石料理の店に行ったら一晩で消える額でしょう。

貴重な詰棋書をお金と交換するなんて、止めた方がいいに決まっているのです。

それでも詰棋書は誰かに伝えたい

ですが、このように考えてみてください。

『将棋浪曼集』が必要な人は自分の他にもいるかもしれない。

もう何度も読んだこの『将棋浪曼集』……今では滅多に繙く機会が減っていたとしたら
自分よりもっとこの本を必要としている人に伝えた方が良いのではないか。

ただ「持っている」喜びを味わっているだけで……うっかり死んでしまったとき、家族によってゴミとして処分されてしまうのではないかという危険もあります。

この本を、もっと世間で動かしてあげたいと思ったら、つみき書店にご相談ください。

高く買ったら高く売る・安く買ったら安く売れる

どうせ売るんだったら高く買って欲しい。
それは当たり前の気持ちです。

その場合はヤフオクでご自分で販売されることをお勧めします。

古本屋に売る場合は……古本屋も商売ですから損をするわけにはいきません。
(昨年の赤字もカミサンには内緒です)
当たり前ですが、高く仕入れたものには高い値付けをし、安く仕入れたものは安く売ることが可能になります。

詰棋書を死蔵するのではなく、流通させる目的で処分されるのでしたら、なるべく安く売ってあげてください。

つみき書店の査定システム

これがまだまだ未完成で頭痛いんです。

例えば『ゆめまぼろし百番』は3,000円で仕入れたものを5,000円で売りに出しています。
これは失敗でした。
同時に自分が所有していたもっと綺麗な本を6,000円で売っていたのでこの価格にしたのですが、最低でも3倍の9,000円にしなければいけなかった。(あとで値上げします)

現在は概ね次のような方法で査定をしています。

見積り依頼が届いたら

  1. いくらで売りたいか
  2. 売れそうかどうか

を私の直感で判定します。

\(販売価格=H\)
私なら絶対買う……\(n=3\)
持ってなかったら買う……\(n=5\)
買わないかな……\(n=10\)
として
\(\displaystyle 査定価格=\frac{H}{n}\)

実際には本の大きさで送料も変わりますし、本の状態といった変数もありますので、もうちょっと複雑ですが。

蔵書の処分を考えている方はご連絡ください。
見積り無料です。

    FAX:  03-6338-5338
    MAIL: kazemidori+tsumiki@gmail.com

excelファイルでメールしてくださると、早くお返事できます。

(追記)2021.7.3
現在は状態が良いものでしたら
\(販売価格=H\)
私なら絶対買う……\(k=0.7\)
持ってなかったら買う……\(k=0.5\)
買わないかな……\(k=0.1\)
として
\(\displaystyle 査定価格=kH\)
で見積をしています。

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