以前、マンガの分類の話を書きましたが、その中の「落書きマンガ」カテゴリーからお勧めのマンガを3つ紹介します。
乙嫁語り 森薫
前作の『エマ』もそうだったが、この作家の作品はとにかく絵を見ているだけで楽しい。
『エマ』はイギリスだったが、本作は19世紀の中央アジア。
主人公のエミルの衣装を描くだけで、どれだけ大変なことだろうか。
でも、この作家はこういう絵を描くのが好きなんだろうと思う。
だから見ていてこちらも楽しめるのだ。
現在、最新刊は13巻。だいたい年に1冊か多くて2冊でる感じ。
鬼灯の冷徹 江口夏実
閻魔様の秘書官の話。
世界中の神様が登場する。
いろいろ地獄のことに詳しくなれるので地獄情報マンガ–の側面もあるが、オイラにとっては本作も絵を見ているだけで楽しめる落書きマンガカテゴリーだ。
31巻で目出度く完結。
最近のマンガはいつまでもダラダラと終わらないことが多いので、31巻でも終わってくれてありがたかった。(いや、終わって欲しくない気持ちもあったが……何なんだろうこのアンビバレントな気持ち)
ふらいんぐうぃっち 石塚千尋
SFカテゴリーか美少女鑑賞カテゴリーかとも思っていたが、やはりこの作品は日本の日常風景を味わう落書きマンガと認定することにした。
そういえば以前登場人物の人気アンケートを発作的にやっていたんだけれど、オイラが大好きなお姉さんはあまり票が伸びなかったので驚いたことがある。
「ふらいんぐうぃっち」一番かわいいのは?
— 風みどり⛅ (@kazemidori) September 11, 2020
下が茜。老人受けするキャラなのかなぁ。
Tweet新幹線で寝酒するの好きなんよ pic.twitter.com/NOUbsGj0JT
— 石塚千尋 (@ishiduka007) September 3, 2020