いっこの積木(104)

第6章 中篇前期(19手~29手詰)

7手詰も終わり、ここからは短めの中篇作品を並べていく。(作業は機械的に行なっているので、何が出てくるか自分でも楽しみ)

風みどり 将棋ジャーナル 1985.1

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考えるところは3手目の二択のみ。
こういうのは早いもの勝ち(^^)。

柳田明 つくりもの、こんな言葉がピッタリくる作品。角が先か、馬が先か、小さなところでつまづいた人がけっこういた。こんな所で作者が手順前後を許すはずもないのに…。
利波偉 好作。うまくひとつのテーマが全体を貫いている。
佐藤達也 単純だが面白い。誰でも考える素材からの発展だから好感が持てる。

「いっこの積木(104)」への3件のフィードバック

  1.  もし4手目に7六桂馬と応じれば、詰まないです。詰まないような気がするんですが。2七の角は馬でないと詰まない。角ゆえに頭に逃げられてしまいます。これ詰まないですよ。

    1. 解いてくださりありがとうございます!
      ご指摘の76桂合が先に馬を消すか、角を消すかの差別化の鍵になっています。
      4手目76桂合は同角、75玉、65馬、86玉、87歩以下詰みます。
      3手目を58馬としてしまうと、後から49角とすることになり、今度は76桂合で不詰という仕組みです。

      1.  7六角と6五馬との連携が気付いてみれば、寄せの堂々とした形そのもの。いや、こういうのって自然、身についてるものなのか、手が自然とそう向かうもんなら、きっと大事に指されるからなのでしょう。この形がすぐには頭にひらめきません。詰めの変化をご教示くださり、ためになりました。ありがとうございます。

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