詰将棋を語る言葉を増やそう2

巨椋鴻之介が「禁じられた遊び」から新しい詰将棋を表現する言葉をメモしておこう。

揮発性の間駒—すぐ攻方に取られることだけを考えて選べばよい間駒
粘着性の間駒—守備駒として盤面に残ることを考慮して選ばなくてはならない間駒

フィギュール(figure)—中長篇の一部の華やいだ連続手

そうか、仏蘭西文学の先生なので仏蘭西語がこぼれ落ちてしまうのですね。
うまく使えるかなぁ。
というか、フォルムはまだわかりますが、フィギュールはまだ理解が浅いように感じています。

私自身がいま一番欲しいと思っている言葉は「紛れ」に関する言葉だ。
作者の目的意識が込められた紛れ」という意味の言葉が欲しい。
「紛れ」という言葉では足りないので、今までにも「検討用紛れ」などという言葉が使われている。
しかし「検討用紛れ」は使いたい言葉の補集合を表した言葉だ。
本質である部分を直截に表現する言葉が欲しいのだ。

プロブレムから「トライ」という言葉を借りてくるのも手だが、新しく仏蘭西語あたりでどなたかいい言葉を作ってくれませんか?

「詰将棋を語る言葉を増やそう2」への2件のフィードバック

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