筆名について

風みどりという変名は30年くらい前、近将の3手の詰みに投稿する際に何回か使ったが、もともとは解答用のものだった。
むろん、ココロは「風見鶏」。すなわち「定見のない評論者」ということだ。
ただし発音は、kazemidori ということにしてる。

ぐぐってみると雑貨屋や有機農場などやっている風みどりさんがいるらしい。
北海道のペンションもある。一度行ってみよう。

筆名でなんといっても名作なのは「鳥越九郎」さんだろう。
入選99回でこの筆名を使うのはやめたのだろうか。かっこよすぎる。
でも最近は「鳩和平」名義でも作品をあまり見かけないなぁ。
「常盤兼成」も再登場させればよいのに。

最近登場した「伊藤妖看」と「伊藤萬寿」もうまい。いや、うまそうだな。

門脇さんが一時「芳桂」という雅号を使っていた。
初めて見たときこりゃぁまずいんではないのと思ったけれど、ご本人にはいえなかった。
元祖の「宗桂」だって、早計と受け取れなくもない。
慌てずじっくり考えて指せといった自戒の意味が込められているのかもしれぬ。
随分経ってから、門脇さん自身は気付いていなかったという記事が載った。
そうか、やっぱり気付いていないと言うこともあるんだ、と思った。

実は今も、こりゃぁまずいんではないのと感じる筆名を使っている方がいる。
当然作意なのだろうと思っていたが、もしかしたらご本人は気付いていないのかもしれないと思えてきた。
指摘した方がいいのかなぁ。

ある建築家が建てた自宅はドアが一切排除されているそうだ。風呂にもトイレにもドアがない。
そこで名付けて「雲谷斎」というそうな。

そういえばうちのトイレにおいてある本の著者に「樺純旦」という方がいた。
名前を見るたびに「単純バカ」と言われているようで不愉快だ。

「筆名について」への5件のフィードバック

  1. 青木みどり氏に対抗して命名されたとの理解でよろしいでしょうか?
    雲谷斎は見おぼえあるなと思ったら、クレヨンしんちゃんの映画「雲黒斎の野望」でした。
    ちなみに私の筆名は太め人間のもじりではありません。ごぞんじのとおり実体はスマートです。エヘヘ。

  2. 「青木みどり」さんは「明石六郎」さんの恋人という設定で登場された方ですから、「風みどり」より新しいキャラクターだと思います。

    >ちなみに私の筆名は太め人間のもじりではありません。
    羨ましいっす昨年末に50歳になってから急に腹が出てきた。

  3. かつて「風見鶏」と揶揄されていた中曽根元首相は
    「風見鶏は軸足を固定し360度あらゆる方向に目を向ける素晴らしい物だ」と反撃してました。

  4. 「妖看」と「萬寿」って、そういうことだったんですね。全然気づいていませんでした。

  5. >鈴木康夫さん
    まさにその中曽根首相が登場したので、差別化を図るため「かぜみどり」と発音することにしたのです。

    >神無太郎さん
    無意識にお茶が欲しくなりませんでした? サブリミナル効果で。

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