詰パラ10月号

大学院

今月も豪華な作品が並んでいる。

作者名は安武翔太と添川公司。
タイトルは「落葉」と「胡蝶蘭」。
いずれも盤面39枚配置。
なにかを期待させる面構えだ。

夢枕獏だったか、自分が歯を食いしばって何ヶ月もかけて書いたものを読者はほんの数時間で読んでしまう。
そんなことを書いているのを記憶している。

これらの作品も、コツコツと長い時間をかけて才能ある二人の匠が練り上げて仕上げたものだ。
誰のために。
そう、あなたのために。

解かなくては損である。

半期賞発表

岡本眞一郎さんが高校と大学で受賞。
おめでとうございます。
すごいです。

曲詰がこれで一段落ということは、次はまた凝りに凝った不成の作品を期待しても良いのでしょうか。
楽しみにしています。

大学院は馬屋原剛さんの「槍の帝王」と添川公司さんの「虹と雪のバラード」の2作。
もう1作ぐらいだめかと交渉してみたが、基本1作ということなので残念。

なお馬屋原さんが(初受賞)となっているが、これは編集部のミスで2回目だ。

リレー随筆

室門健一さん。
近将で2006年9月から解説を書いていたとき、すっきりさわやかな短編で印象に残っている。
てっきり若い方だと思っていたら、私よりずっと年上と知って驚いた。
おいらももっと誌上に作品だそう。がんばろうと思った。

大学院結果稿

「シンメトリー」にたっぷり途中図つけたかったので、大幅増頁してもらった。
難解作ではないのに正解者わずか5名。
オイラ自身は挑戦したときは509手解で沈んでしまったことをここでこっそり告白しておこう。

念願のオールA!
井上さんありがとう。

(次の目標は○○○さんからA評を獲得すること。)

馬屋原さんの「馬レース」も好評で良かった。
これで確信もって易しい作品を撰題できる。
(来年1月号は凄くやさしいです。たくさん解答ください。)

「詰パラ10月号」への3件のフィードバック

  1. 半期賞ありがとうございました。
    もし、1作しか認められなかったらどちらを選んでましたか?
    と揺さぶってみます(笑)

    馬レースも意外に好評でよかったです。
    左右反転するという改作案は、思ってもみませんでした。陸上のトラックとは反対回りなのですね。

  2. >馬屋原さん
    左右反転と書いた本人です(^^;。中山と言う頭がありましたのであのように書きましたが、府中、新潟、中京は左回りらしいので、あのままでも。

    と言う事で>風みどりさん。力の入った結果稿楽しく読ませていただきました。とりあえず正解者の中に入っていてホッとしています。でも馬屋原さん作の解答者数が合わないのはなんでだろう…。
    今月の添川さん作、とんでもないですね。筋は読めてきましたが、正解の自信はまったくないです…精査が必要ですね。

  3. >もし、1作しか認められなかったら…
    さぁて(^^)

    >馬屋原さん作の解答者数が合わないのはなんでだろう
    「馬レース」は無評価の方が3人いらしたからです。※ですね。
    前にも書きましたが原稿では書いて送ってあるのに(というか専用ソフトの出力ソノママですから)
    なぜか組版されたときに削除されてしまいます。
    大学だけはちゃんと※の人数も出すみたいです。

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