こんな詰将棋ソフトが欲しい

夏休みに入り、本を読んだりInDesignを勉強する余裕ができるかと思ったら、オリンピックが始まってテレビを観るのに忙しい。
昨日もスケボーに水泳、柔道に卓球、バド、テニスとテレビの前から動けない。
最後の錦織は諦めて寝た。
いつまでオリンピックって続くんだ?

というわけでどうも頭から詰将棋成分が洗い流されてしまっている感じ。
そこで今日は、以前から考えていた「こんな詰将棋ソフトがほしい」ということについて書く。(大野が登場する前に!)

創作支援ソフト

昔は詰将棋創作の殆どの時間は余詰の検討だったような気がする。
そして冷静な目で見れば即座に気づく余詰や考えていることの矛盾が、熱くなっているときはまったく見えなくなっているから、検討をするために一晩置いたりする。
それが今や柿木将棋で【対局】→【余詰を調べる】で一瞬で終わる。

詰将棋創作において、柿木以前と柿木以後はまったくの別物になったといえるかもしれない。

私自身もこの「つみき書店」の前身である「風みどりの玉手箱」時代、毎月1題の新題を懸賞出題していた時期がある。
月初めの0時0分に出題し、数分後には解答が届くというパターンだった。
この作品の創作に取りかかるのが毎月29日か30日。ギリギリで取りかかりそれでもなんとか仕上げることができたのは柿木将棋のお陰だった。

しかし先日の「煙詰創作RTA」を観てつくづく思ったのだが、若い人の柿木将棋の活用術は筆者と大駒2枚以上違う。
画面で見ていても動きが速すぎて何をやっているのか理解できないレベルだ。

なのでこの項目はもっと柿木将棋(には限らないが)を創作で活用している人が書くべきだろう。

それでも思いつくことを挙げてみると……

  • ワンクリックで同じ局面が4つくらい生成できて、同時に複数の可能性を検討できる。(できれば平行移動した局面が一気につくれる)
  • ある不詰の局面を詰むようにする配置をいくつか提案してくれる。

……やはりあまり思いつかない。

鑑賞支援ソフト

今、もっとも欲しいのはこの分野だ。
だんだん解図力も気力も衰えてきて、でも良い詰将棋を鑑賞したい。
盤に並べて考えてあれこれやってもわからないとき、「それでは柿木先生に教えてもらいましょう」となることが増えてきた。
初形と持駒を柿木将棋に入力して^W。[shift]+[→]で作意を並べてくれる。

しかし、それだけでは理解できない詰将棋も数多いのだ。

柿木将棋の場合、19手詰までならば【対局】→【詰将棋対戦】という選択肢がある。
これは攻方の着手を入力すると玉方の応手はPCがしてくれるというもの。
スマホ詰パラの解答方法と近い。(スマホ詰パラは着手が作意と異なると即座に「不正解」と教えてくれる)
これならかなり自分で解いた気分になれる。

  • どんな手数でも詰将棋対戦ができる。

しかし玉方の応手が狙いである作品にとって、この方法では鑑賞することができない。
そこで考えてみたのが次のような仕様だ。

  • 詰将棋鑑賞モードがあり、入力した作品に着手・応手を入力できる。
  • 着手・応手毎にヒントボタンを押すと選択肢を出してくれる。
    (選択肢はいくつだすか設定できる)
  • これはもう無理という局面になったら「これは絶望ですね」と教えてくれる。

指将棋と一緒で初心者には着手が膨大に見える。
初手なんて76歩か26歩ぐらいしかないだろうと思うのに色々考えて16歩と指したりする。

詰将棋も同じである程度慣れてくると着手の選択肢はかなり絞れてくるが初心者にとってはありとあらゆる王手に可能性があるように見える。
持駒角香4の例の作品で52歩成なんて指してくる。

だから選択肢をしぼってくれる支援ソフトは悪くないのではないか。

作品によっては紛れ筋に入ることによって作者の設定した謎が見えてくることがある。

選択肢がでることによって紛れ順を鑑賞者に示すことができるのではないだろうか。

初めは紛れ手順・変化手順を入力してある棋譜ファイルに対応するだけでもいいのでどなたか作ってくれませんか。

さらにこんな機能もあれば……。

  • 解いた作品について評価・感想を入力でき、解答書をプリントアウトもしくはメールできる。(自力解答・ヒント付解答などと表示あり)

アンソロジー作成支援ソフト

将棋世界でも詰パラでも、そうやって鑑賞していけば、「お気に入り」を保存してまとめたいという欲求が出てくる。

私も初心の頃、将棋世界や近将から気に入った作品を集めて記録したノートを作った。

鑑賞した作品を保存しておいたら、そこからA評価をつけた作品だけをまとめて組版し印刷して製本できたら、これはうれしい。

この機能はもちろん自作集作成にも使えるだろう。

  • 入力した詰将棋作品を選んで、作品集の体裁に組版し、印刷またはpdf出力する。

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