ヤフオクで「盤上のパラダイス」が出品されていました

ヤフオクで「盤上のパラダイス」が出品されていた。
が、価格が1500円とか2000円!
落札したらさらに送料も乗っかる。

常連さんには言うまでもないが、Paradise Books 既刊リストで新刊が送料込で1200円で入手できる。

そういえば小林さんの「詰めてみよう作ってみよう2」も5000円で出品されていてtwitterで話題になった。
もちろんこちらも若島さんから直接500円で入手できる。
これも在庫を実行委員会が持っているはずなので問い合わせて欲しい。

みると、上田さんの「極光II」と「Aurora」がまだ残部あるようだ。

おかしい。

そろそろ「再版してくれ」の声が巷に響き渡っていてもいい頃なのに。
とりあえず、わかるわからないはともかく、このページを読むような方なら買う一手だ。
全部分かる人など世界中探しても指折り数える程度なのだから。

橋本さんの「64 Proof Games」も、もし未入手だったら、黙って一緒に注文しておくのが正しい。

そういえばやはりヤフオクで「盤上のファンタジア」も見たことあったような気がする。
これはまだ書店で流通しているので、amazonで買える。

これもまさかもっていないという方はいないだろう。
もしも、もしも、いらしたらサイドバーのアイコンをいますぐクリックだ。

売切れてしまっているのは、上田さんの「極光21」。
これはヤフオクで見つけたら、多少高価でも目をつぶって買うしかない。
(欲しいけれど貧乏で買えないという若手がいたら1冊くらい余っているかもしれないので連絡を)

サイドバーに「本屋」というのがあるのを忘れていた。
久しぶりに確認してみたら、ほとんどの本がもう流通していない。
細かくメンテナンスする余裕はないので、そのうち削除しよう。

それにしても現代の出版事情を反映している結果で悲しくなる。

最近は「重版」ということをしないのだ。
初版を売り切って(つまりそれで利益を出して)それで終わり。

おいらは出版社に勤務していた時は、初版を売り切ってもまだ赤字。
2版、3版が売れて初めて利益が出るというバカな本(営業サイドから見たら)を見たことがある。
(図版が多い書籍はどうしても原価率が高くなる。また動きが遅いと予想できる本は倉庫代がかかるので初版であまり部数を刷れないから)
それは極端な例だが、ゆっくり長い時間をかけて売り続けるということができなくなってきたのであろうか。
出版社の考え方ひとつなのだろうか。

昔、幻冬舎がそういうベストセラー専門出版社みたいなやり方を始めたのは記憶しているが…。
あ、幻冬舎エデュケーションはいい会社だと思います(^^;;

とにかく、いい詰将棋の本を、なが~く売り続ける、そういう出版社がほしいなぁ。

しみじみと、そう考えるわけだ。

できることなら自分で作りたいが、問題はやはり倉庫代だろうなぁ。
レンタルボックスのような所で容積は十分だが月に1~2万の固定費は大きい。

昭和歌謡大全集もやりたいけれど、いきなり大掛かりなものに手をつけても難しいので、まずは実績作りでちっちゃなアンソロジーでも編もうかな。

「ヤフオクで「盤上のパラダイス」が出品されていました」への5件のフィードバック

  1. ご紹介いただき、ありがとうございました。
    小林敏樹さんの『詰めてみよう作ってみよう2』は、詰将棋解答選手権実行委員会の方に引き取っていただきましたので、こちらには在庫がありません。ご希望の方は、解答選手権の折にでも委員会の方におたずねください。

    1. 了解しました!

      それでは抱えているのは柳田さんかな。

      一応、おいらも実行委員の端くれなので、入手希望者がいらしたら私まで連絡ください。

      1. 残部は少ないですが、小林が在庫を保管しています。
        入手を希望される方は、ご連絡いただければ送付します。
        送料込みで500円です。

  2. 私のおじいさんの事を調べたらここにたどり着きました
    盤上のパラダイスにおじいさんの事が書いてあるようなので
    今でも本が買えるのかわかりませんが連絡を取って見ます
    情報ありがとうございました。

  3. 山本姓の有名作家は何人もいらっしゃいますね。その中でもビッグネームは民雄さんか昭一さんか。
    もし若島さんと連絡がつかなかったら、またここに来てください。

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