第15回詰将棋解答選手権

久しぶりに出場してきました。
何年ぶりだろう。
今度,自分の成績をまとめておかないとだな。

しかし,数日前に昨年の問題に取り組んでみたら,さすがに初級戦はすぐ解けた。一般戦の問題も盤駒使ってなんとか解けた。
しかし,チャンピオン戦の問題は全然解けない。ありゃりゃ,コリャだめだと観念しました。
前々夜は会社の若いのと飲み,前夜はカミさんとカラオケと駒を触る余裕もなく,もうこのまま逃亡しちゃおうかという気持ちです。
それでも,朝は目が覚めたので鞄に磁石盤と筆箱を詰めて家を出ました。
すると,咳が出る。なんだか熱っぽくて頭がぼうっとしてくる。
明らかに体調がおかしい。
いつもは参宮橋で降りたのを,昨年転居したので,代々木公園から歩いたのですが,その道のりが辛かった。

あぁ,これは第1ラウンドで1問も解けず,体調不良で第2ラウンドは棄権する流れだなとわかりました。
そういえば,いつか角さんも具合悪そうに解いていたことがあったっけな゙…あれはいつのことだったっけなんて考えてました。

ところが,不思議なもので,問題用紙を目の前にしたら,頭がみるみるスッキリしてくるのですね。
体調悪くても仕事に行って,悪ガキ相手に怒鳴ったりしていると体調がよくなるのと同じかな?

以下,ネタバレ有りなので,これから解く人はご注意を。

第1ラウンド(#1~#5)

#1 をゆっくり盤に並べる。
手が限られていて優しい。応手,金のみというマニアックなテーマ。

#2 玉が主戦場から離れている感じでちょっと嫌な初形。
初手桂成も考えたが,55銀,44桂の配置から初手は54馬と決めた。
3手目33金は全然ダメなので22桂成。
14玉となった形は,これは「考えたことのある形」。
ここからはノータイムで解けた。
26金に同玉の変化を確認して終了。

ここまであっさり片付いたので,「なんだ案外いけるかも」と喜んだのもつかの間。

#3 持駒が多くて,変化が多そう。収束は44龍から58馬が見えるな。でも,34銀ってどうやっておくんだろう…。
と,ここまで考えて後回しにすることにした。
で,そのまま忘れてしまうのである。(同じような道筋を辿った人がけっこういるようだ^^)

#4 が手が狭そうでなんとなく攻略できそうな顔をしている。
今回第1ラウンドで点数が悪かった人は,皆,この#4に引っかかったのではないだろうか。
18香から角を動かす筋に延々とはまった。
そのうちじわじわと違和感を感じてくる。
銀ととの配置が効率的すぎる。
13とは余詰のためかと気にしなかったが,それなら39金は…?
ここで,盤はそのままにして,磁石盤で#5に取り掛かることにする。

#5 いきなり桂馬を食うのはいかにも筋が悪い。12歩だろうなぁ。でも,同玉なのか21玉なのか。
で,とりあえず,81飛成と桂馬を食ってみる。21香合の1手。
柿木先生同様,人は受け手が少ない方向に引き寄せられてしまうものなのだ。
12歩,同玉に72龍。22に何を間駒しても…詰む。
おかしいな。そうか,32歩合して11玉か。

と,ここで気づけば残り10分。
#3を忘れていたことに気付く。

と同時に,#4 は38角は47に使って歩と交換するだけの駒で,玉で29金を取りに行く筋だと気づいた。

さて,どっちから手を付けよう。

#3にする。頭6手はこうやるところで,34銀でなくても37桂でもいいこのに気付く。
17桂が詰将棋らしいけど,37桂に26玉は25飛から18銀で簡単だし(54馬を見落としてる)
あとは例の筋でいけそうだ。
と,5分で解答を書く。(終わった後,44龍のタイミングが間違っていることに気付く)

#4 18香と思っていたけれど,金を食いに行くのなら19香として18玉かな…と結局無意味なことを考えているうちに時間終了。

採点待っている人にとっては長い90分ですが,出場してみるとホントに90分ってあっという間。

鰈さんとロビーで弁当を食べて第2ラウンド。
朝,体調が悪かったので,昼飯を食べるのに外に出るの面倒だなと,途中にあったローソンでサンドイッチを仕込んでいたのです。

第2ラウンド(#6~#10)

#10は別として,#6~#9は易しそうに見えた。(実際に,解けてもおかしくない作品だった)
ところが,実際には全然解けず,1時間くらいして第2ラウンド0点を覚悟した。

#6 34香と打ってみるも意味が分からず。桂馬を打ってくれといわんばかりの43桂がうさんくさく,初手23金ばかり考えていた。

#7 結局絶対の42桂成が63銀で詰まず,初手57桂や37桂を追っっていた。

#8 初手は24銀に見えるが,34玉,35歩,同角,54龍,44角で詰まず,かといって歩を打っても飛車がでてきてますます詰まず。

#9 もうここまできたら初手18香は罠にしか見えず,全然詰まない。

で,白紙の解答用紙のままもう一度#6に帰って来たときには,もう残り時間も乏しくなっていた。

が,ここでようやっと#6に33金から44桂の筋に気付き,初手香を後から付け足して解決。
(しかし,初手「45香」と誤記していた)

#7 も初手は42桂成しかないと決めることにする。
74に歩合されたときに57歩と打てるかなと37桂としていたが,57桂と決めることにする。
すると,あれあれ金合がもらえるじゃん。
と解決。
でもたったの15手なの~。あってるかなこれ。

ここで時間切れ。

#8 5手目に桂馬とは恐れ入った。角を食べる手は考えたけど飛車も質にしてからとは思いつかなかったです。
#9 これ1問を90分だったら解けて感動していたかもしれない。例えば大会の特別出題あたりで。見事な2枚龍の翻弄でした。
#10 17角生を許さないために37飛が必要で,その37飛を実現するために序盤の繊細な攻めが必要となる。
いつもながら重層的な構成の傑作をありがとうございます。

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