「詰将棋ファン」第2号

9日から出かける予定があり,9日から発売開始と聞いていたので入手できるのは帰宅後だなとあきらめていたのだが,「Limit7」の営業に8日に将棋会館を訪れたら販売していた。ラッキー!ついでに「りゅうおうのおしごと」の最新刊も9日発売だったので探してみたが,こちらはなかった。

第1号以上に充実した内容だ。
目次を紹介しよう。

  • 創棋会の歴史—吉松智明
  • 詰将棋創作過程—西川洸佑
  • 私のトップテン—武島広秋
  • 私が選ぶ10の武島弘秋作品—三輪勝昭
  • 短篇の系譜—有吉弘敏
  • 解答王の作り方—竹中健一
  • 俊英,ここに集結!—Pathfinder×Kisy×Sinatra
  • 奇妙な着想—七篠雷太
  • 詰将棋の呟き—護堂浩之
  • ずっと詰将棋が好きだった—浦野真彦

感想はtwitterでもいくつかすでに書いたのでちょっとだけ。

後ろから前に読み進めました。

看寿賞選考のプレッシャーの件など,いままで誰もこんなに正直に書いたことがない内容だと思います。
わかる~!よく書いてくれましたという気持ちで読みました。

解答王の作り方は,自分の解図力をあげるためには何の役にも立たない内容でしたが,楽しく読めました。
1つの誤解もしくは誤採点で1位を失う厳しい世界だったとは!
https://twitter.com/aroundforty/status/1159833149204914181?s=20

有吉さんの原稿,是非続きも読みたいです。
我々が月報の作家をよく知らないように,若い人たちはここに挙げられている作家を知らないということなのでしょうね。
おいらのトスバッティングと同じ作品を選んであったりするのを見つけて,ちょっと嬉しいです。

武島さんの作品が18作も紹介されている。かぶったのなら別のを選べばいいのに>三輪さん
今まで意識したことなかったので銀桂香歩の後ろを見てみた。

どれも「金」の崩し字だと思っていたが,崩した方が元の「金」より複雑だなと感じた。
慥かに「圭」「杏」には見えないかもしれない。新鮮な驚きだ。
尤も,論旨には賛成しかねる。
「成銀」「成桂」「成香」と書くのだったら,公平に「成歩」と書くべきだというのがその論拠。

さて,お待たせしました(?),入手方法。

ところで,編集・発行の柳原さんの文章が例によってどこにも見当たらない。
編集後記ぐらい普通書くものだと思うのだが,だってこの原稿を読んでくれ,いいやろ!書かせるのに苦労したんだぜとか,第3号にはこんな原稿を予定しているから誰か書いてくれとか,久保さんの原稿は間に合わなかったとか(あ,これは「この詰」ネタでした)…とにかく書きたいことはあると思うのだが。

誰か柳原さんのインタビュー記事を書かないかなぁ。
それと次号には鈴川さんのトップ18を希望します。

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