詰将棋雑談(6) 橘二叟

塞翁が馬という言葉がある。
ほくそ笑むという言葉がある。
このほくそというのは漢字で書くと北叟で塞翁と同一人物という説があることを知っていましたか?

この橘二叟の最後の文字を見て思い出した話です。

橘二叟が榊原橘仙斉と同一人物だったら面白いのですが、さすがに時代が違いますよね。

橘二叟は綿貫英助と同一人物だってこと知っていましたか?。
「名作詰将棋」に書いてあったんですが、うかつにもつい最近気づきました。

綿貫規約(via.温故知新)の綿貫英助ですよね。
作品は全然知らなかったのですが、「荒鷲」を作った人だったんだ。

以上、そんなの知ってたよという人には無駄なお話でした

と、ここまで書いてもしやと思い、「三百人一局集」をひもといてみたら、
橘二叟(本名 綿貫英助)
としっかり書いてあった。
解説の川崎弘も

戦後の氏は、むしろ規約論の面で活動する。

と書いてある。なーんだ。これは知らなかったの俺だけだなきっと。

ところで、最近「ほくそ笑む」って悪い印象でつかわれていませんか?
字義から考えると人生を達観した仏様の微笑みみたいな意味なんでしょうね。
(と突然、話題を変えてみる)

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