詰将棋入門(51) 実戦形

田代達生 将棋評論 1948.5

田代達生は非常に長い間創作を続けた大先輩。

初手23飛成は同玉、24歩、13玉で続かない。
だとしたら……。

32龍、同玉、23飛成、同玉、41角、

2枚の飛車を切ってしまうしかない。
71とは23飛成に42玉の変化のための配置だろう。

32金、24歩、33玉、22角、同金、23歩成、

横に利かない合駒は22角に同玉しかないので、23金で押しつぶせる。
32飛合は24歩、33玉、23金から飛車を喰って、53玉に55飛。

42玉、52金、31玉、22と、同玉、23金、31玉、32金 まで19手詰

22角~23歩成の連続技でほぼ決まりだ。

もっと手応えのある実戦形作品を発表しているのだが、なかなかこの連載にぴったりくるものが少ない。
中編名作選に選ばれたのは下図だが、迂回手順があるのが残念。

田代達生 将棋評論 1948.3

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