二流作家のメンタルヘルス(9)

下図はメンタルヘルス(7)で取り上げた自作。

風みどり 風みどりの玉手箱 


22銀、24玉、33銀生、同玉、32金、同歩、22銀、24玉、13銀生、同玉、31馬 まで11手詰

この図を見てM氏が次の図を発表した。

三輪勝昭 スマホ詰パラ #15096 2020.7.13

(作意を書いちゃってもいいものかな?)
24銀、26玉、35銀、同玉、45金、同桂、24銀、26玉、15銀、同玉、33角、同歩、24銀、26玉、35銀、同玉、34金、同歩、24銀、26玉、15銀、同玉、33馬 まで23手詰

後半の11手は拙作とまったく同じである。
拙作を元に発想・改良した創作であることは明らかだ。

M氏とは知らない仲でもないのに,断りもなく改良案を発表するとは!
「新世界」を無断で改良され「メタ新世界」を発表されてしまった森長宏明の気持ちがよくわかる。

友人だと思っていたM氏に裏切られ,詰将棋の世界は友情も信頼もない生き馬の目を抜く世界だったのかと心が折れかけたときは,次の呪文を唱えよう。

俺も同じ改良案を持っていたのに!

じっくり推敲している間に,先に発表されてしまった。

「嘘つけ!そんなことをいうのなら図面を見せてみろ」

と言われたら,こう答えよう。

人生に絶望して,ハードディスクを窓から投げ捨ててしまったから,もう図面はない。

いや,あの時は一時の激情に駆られてしまったが,やはりハードディスクはちゃんとデータ消去してから燃えないゴミにださないと危険だなと拾ってきたのですが,もう壊れてしまったようで,接続しても動きませんでした。記憶していないのかって?もうあの図に関しては思い出したくもないので綺麗に忘れてしまいました。『詰物語』に「新世界」が掲載されていないのと同じです……。

もうこんな想いをするのだったら詰将棋界から身を引こうかと思った。
しかし,M氏が原作料として1杯おごってくれたら許します。
あ,そういえば以前,将棋世界を読んでいるときに同じことを考えたのを思い出した。
オイラは中田章道七段にも一杯おごってもらう権利がある。

今度名古屋行ったときは贅沢三昧だな。


おまけ
拙作だが作品集収録に向け推敲しているのは嘘ではない。
鈴川さんがもし拙作を見ていたとしたらあの図なので,そのまま昔の図を出した。
今のところこんな感じになっている。

28歩は残ったままだし,駒数は1枚増えてしまったので,まだ考慮中。

「二流作家のメンタルヘルス(9)」への3件のフィードバック

  1. 僕はスマホ詰パラ発表図は風みどりさんの改良図だとは思ってません。
    風みどりさんの作品だと思っています。
    作品集にはこの図を自分なりに直して収録して下さい。
    この図のままならでも風みどり作です。
    看寿賞を狙っているって冗談を書いたのは自分の作品ではないと思っているからです。
    一言、もう1往復させてみたらと連絡したら、そのつもりだと返事になったのでしょうか?

  2. スマホ詰パラの図の作者はMさんで、Kさんじゃないってのは、作品をみればわかりますよ。
    おなじテーマで創っても、くせ(作風)が色濃く現れますから。
    僕は、メンタルヘルスは韜晦にみせかけた、Kさんの作品紹介コーナーと踏んでいます。
    Kさんが(Mさんも)一流作家だってみんな思ってますから。
    そういえば、K賞云々はKさんに対するやっかみかも(笑)

  3. コメントありがとうございます。

    > 三輪さん
    スマホ詰パラ発表図はオイラの作品ということですが、謹んでお返しいたします。綾付の子として葬られてしまうのは作品が可哀想なので三輪さんの子どもとして末永く可愛がってあげてください。

    >ミーナさん
    オイラが一流作家でないことは客観的な事実です。
    つい先日もM氏にスマホ詰パラの解説で「素材を生かしていないからちゃんと完成させといてあげた」みたいなことを書かれてしまいました。一流作家だったら怒るところですが、オイラは「メンタルヘルスのネタを提供してくれた」と喜んでしまいました。

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