詰将棋入門(57) 中間遠打ミニ

鍛冶之孝 王将 1954.6

大駒をのびのびと使った気持ちの良い短編を10数作発表されたようだ。
どなたかの筆名か?

馬を活用するには36金は最初に考える手。

36金、同玉、46飛、

打った飛車をすぐに捨てる。

25玉、26飛、同玉、22飛、

再度、打った飛車をすぐに成り捨てる。

36玉、27飛成、同玉、37馬 まで11手詰

2手の序に、飛車打+捌き捨てを2回繰り返して幕。
リズムの良さに快感を覚える。
ベタベタした絡み(変化)もないので、スッキリした感じを受ける。

そして22飛の限定打がピリッと効いている。
限定の意味は15玉の変化を見れば明らか。

(22飛に対し)
15玉、37馬、14玉、16香、

山田修司氏はこのような限定打を中間遠打と呼んでいた。
三間なのでミニとタイトルにはつけた。

不満なのは3手目の46飛だ。
これは56飛でも66飛でもよい。
非限定だ。

ここを単独で見るならばまったく気にならない非限定だが、あとの22飛が限定打なので気になってくる。

46飛も限定にしてくれたら、(近接打+直後の捌き捨て)と(中間遠打+直後に成り捨て)の対照的なセットになり、より面白くなると思うのだ。
作者も当然考えただろうから、おそらく駒を増やさずには限定できなかったのだろう。

「詰将棋入門(57) 中間遠打ミニ」への2件のフィードバック

  1. 玉方56歩(二歩ですが)とか置けば,3手目の問題も4手目の変同も消えますが…オイラだったら置きませんね。

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