黒川一郎「天馬」『将棋浪曼集』第100番 詰パラ 1968.4
「荒駒」と同時に発表され、同時に看寿賞を受賞した名作。
続きを読む 詰将棋入門(127) 三段馬鋸
天才少年として名を馳せた山田修司が詰棋界から足を遠のけて早6年、結婚し落ち着いた30歳前後、再び詰棋界に復活したその復帰第1作。塚田賞を受賞した。
並べてみると意外なほど変化は深くない。初めて見るという方は幸運だ。是非挑戦を。
続きを読む 詰将棋入門(125) 飛車発生+の伏線
黒川一郎は「落花」で看寿の「煙詰」を固有名詞から一般名詞に変えた。
そして今度は看寿にもない趣向「小駒煙」で新しい地平を拓く。
もう柏川悦夫の作品は全部紹介したいくらい好きなものが多いのだが、それをやっては著作権侵害になるだろう。(わからないが)
そこで好きで好きで仕方ない作品だけを紹介することになるのだが、(入門者ではない)読者の中には「なんでこの作品を紹介せんのだ。鑑賞力がおかしいんとちゃうか?」と憤慨している方も少なからずいらっしゃるに違いない。
そういう場合はサイドバーで原稿募集中と宣伝しているが[A]忘れ得ぬ詰将棋のカテゴリーで、“なぜこの詰将棋が素晴らしいのか”を言語化した上で、投稿してください。お待ちしています。
続きを読む 詰将棋入門(119) 軽趣向
森田手筋のモリタとは森田正司の名前からとっているのである。
巨椋鴻之介をして次の評を書かせた傑作。
巨椋鴻之介 この筋は小生も考えていたのですが、先を越されました。仕方がないので小生は角でやることにします。
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