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詰将棋雑談(49) 純正飛角図式

飛角図式についてちょっと調べている。
(その理由は間もなく明らかに出来る予定)

飛角図式とは盤面が玉と飛角4枚の5枚という初形条件だ。
持駒はあってもなくてもよい。

飛角が4枚とも成っていれば龍馬図式
飛角図式は成駒が混じっていてもOKで、全部生駒だったら純飛角図式というようだ。

また飛角図式は持駒があっても良い。
使用駒が大駒のみという条件ではない訳だ。
使用駒が大駒のみの飛角図式、すなわち持駒なしの飛角図式を正飛角図式というそうだ。

それならばこの2つの条件を両方とも満たすものは純正飛角図式といえるだろう。
検索してみたところ、90作が見つかった。
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詰将棋雑談(44) 壁駒発生と衝突

詰将棋入門(121)壁駒発生で思い出すのは次の2作。

若島正『恋唄』#80の解説を引用する。

この作品を近代将棋誌に投稿してから、電話で伊藤果氏に見せたら、しばらく考えていた伊藤氏が驚いた。昨日創った図にそっくりだというのだ。見せてもらったら、なるほど良く似ていて、22飛から52龍まで全く同じ。偶然の一致ということは確かにあるものです。

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詰将棋雑談(42) 57馬に48合

【素材図】
前回【素材図】の形から35角と打つ筋を調べましたが、抜けが沢山あったようです。
それは一つは35角と打つのではなく、35角・24飛のバッテリーの形から21飛成と開き王手しても同じ形になることを見逃していた所為でした。
それにしても私が大道棋に全く興味が無い所為もありますが、「栃木角問題」という名称まであるとは知りませんでした。
やはりブログを書くということは、恥をかくことでもありますが、勉強になります。皆さんも書くこと–outputすることはお薦めですので、どしどしやってみられたら良いと思います。そんなに書くことはないのだが、何本か書いてみたいという方はつみき書店に投稿してください(^^)。いつでも、お待ちしています。

さて【素材図】で角を馬に、龍を飛車にすると……
【素材図2】
やはり24合が必要になります。
この筋は90度回転させたこの構図が有名です。
【素材図3】
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