風みどり のすべての投稿

詰将棋雑談(12) 歴史に「もし」はないが

小西稔は若くして亡くなられた方。北村研一も若かった。奥薗幸雄もそうだ。

もしこれらの天才作家たちが長生きして詰将棋を続けていたら、いったいどんな素晴らしい詰将棋を作ってくれたのだろう。現代の最新流行に刺激されたらどんな発想を見せてくれるのだろうか。

歴史にもしはない。
彼等が作ったかもしれない名作・傑作は永遠に失われてしまった。

……実は、オイラはそこんところちょっと楽観派です。
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詰将棋のルール論争(6) 変長

1 詰将棋の範囲

「余詰」といったり「不完全」といったりしますが、要するに「詰将棋の仲間に入れないよ」ということです。
「あなたがそういうものを創って楽しむのは自由だが、それを詰将棋とは称するのは迷惑だからやめてね」。
私は創ったものを見せ合って解いて楽しみ、評価を聞いて楽しむという範囲をわざわざ狭めていく必要を感じません。
賛同者はどうせいないだろうときりあげた1-2手余りの禁止だって、検討の余地はあると思っています。(詳しくは雑談で)
内容が面白ければ「持駒余」と表記して出題してもいいんじゃないかと思っています。

さてこのシリーズはその詰将棋の範囲にしてもなかなか共通認識にはならないし、さらに時代とともに変遷してしまう儚いものだという記述を延々と続けております。
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詰棋書紹介(29) 般若一族全作品

黒田紀章という人物は「昔の」将棋指しという雰囲気を纏っている。
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更新情報

  • 詰将棋雑談(2) 邪魔駒消去に追記しました。
  • 詰将棋のルール論争(5)に追記しました。
  • 他にも追記した頁はありますが、自分でも忘れてしまうので、「追記あり」のタグを作りました。サイドバーの下の方にありますので、たまにクリックしてみてください。(時系列に並ぶといいんだけどなぁ)

隅の老人Aさん来訪

昨日は自宅でまじめに詰将棋入門#48「新扇詰」を書いていました。 続きを読む 隅の老人Aさん来訪

詰将棋入門(48) 「新扇詰」

奥薗幸雄 「新扇詰」 近代将棋 1955.1


龍追いによる超長手数作品。
200年の長きにわたり、最長手数の詰将棋として揺るがなかった看寿の「寿」611手詰をついに抜いた有名な作品。
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詰将棋創作講座を読む(5) 北村研一「将棋九十九谷集」

実は「将棋九十九谷集」は持っていない。随分昔に妻木先輩に貸して頂いたことがあるだけだ。
今、手元にあるのは「詰将棋–初歩より初段まで」と「詰将棋の指し方」である。
この3冊は内容は同じであると聞いているので、一番古い書名をタイトルに掲げておいた次第だ。

もちろん北村研一の作品が主体だが、間に5頁ほど「詰将棋の作り方」というテキストが入っているので、内容を紹介しよう。
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詰棋書紹介(28) 星河

星河 海老原辰夫 詰将棋作品集
著者:海老原辰夫 角ブックス 2016.7.17
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詰将棋入門(47) 打歩詰回避

市川靖雄 詰棋界 1953.11


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二流作家のメンタルヘルス(7)

風みどり 風みどりの玉手箱 

1回、番外編で北原義治を登場させたが、平常運転に戻す。


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