新田道雄 詰パラ 1975.5
前回に続いて桂香図式。
新田道雄氏は詰パラデパートの担当を長く務めつつ、多作で、解答でも活躍していた。
三手詰祭です。
今回は投稿者がグッと減って3名でした。
風みどりの易しい三手詰も加えて44局の出題となります。
………寧ろちょうどよい数でしょうか.
お楽しみください(^^)。
印刷用pdfつくりました⇒三手詰祭3.pdf
今回は捨てる駒は種類が豊富なので、あまり衝突事故は発生しなかったようです。
解答のチョー入門の方にも楽しんでいただける作品がいくつもあります。よろしくお願いします。
時計を片手に一気にいきますか? のんびり進めますか?
続きを読む 詰将棋創作チョー入門(24) 第3回三手詰祭
この連載は余詰の検討に柿木将棋をツールとして使用していきます。購入方法・インストールの仕方は第1回。基本的な使い方は第2回を参照してください。
TumeBaseとは柿木将棋を購入するとおまけで付いてくる詰将棋用のデータベースです。全詰連が販売していたT-Baseとは違いますので間違えませんように。
第1回はこちら。第2回は条件検索をつかってみます。
続きを読む 詰将棋創作チョー入門(23) TumeBaseを使ってみる(2)
Judge:吉松智明
「清涼詰」の定義は「詰上り攻め方2枚」という至ってシンプルなもので、無駄が無く、スッキリした詰上りに爽快感が味わえます。
もちろん詰上りだけでなく、そこに至る駒捌きの気持ちよさも感じられる作品でれば言うことはありません。
また作品募集では「逆算という作図技術の修練」にも触れられています。
そういったことを念頭に投稿作へのコメントをさせていただきます。
続きを読む 詰将棋つくってみた(97) 課題20:講評
課題20:詰上り攻方駒2枚の詰将棋を作ってください。
投稿作も割と少なめでしたが、解答はもっと少なかったです。
これではこの辺鄙なサイトに投稿してくれる作家はいなくなってしまいます。
作品投稿・解答応募での参加をよろしくお願い申し上げます。
2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
全国大会ではみなさまお疲れ様でした。スタッフの皆様ありがとうございました。
今月は夏休み。それに相応しい骨のある作品を用意した。骨があるといっても初手からガチガチでとても歯が立たないといった料理は趣味ではない。(誰だって同意するだろう)
口当たりは柔らかいが、手が進むほどにコクがあり、やがて作者の仕掛けた狙いがくっきりとその輪郭を現してくる。そのような料理が好みだ。
今月の2作、見かけも手触りもまったく違う分野の作品のように見えるが、その構造は共通している。手順の奥に極上の謎が浮かび上がってくる。
骨をしゃぶるのが一番旨い!是非みなさん味わってください。
棋譜ファイル
続きを読む 長編詰将棋の世界(16) 変化伏線の歩香重ね打ち