郵便振替への遙かなる道程

昔からいまでいう同人誌などを販売する際の送金先は郵便振替にするのが定跡だった。
つみき書店も直販の場合の送金先は郵便振替口座と銀行口座を用意してある。

それはなぜかというと

  • 送金手数料が安い
  • 郵便局が全国至る所にある

という理由だろう。

郵便振替がインターネットで自宅から時間を問わずに利用できるのがゆうちょダイレクトだ。
ゆうちょ銀行同士ならば月に何回かは送金手数料が無料になるので、なかなかありがたい。

なのでぜひお薦めしたいところなのだが、実はちょっと心からお薦めしづらい点がある。

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詰将棋つくってみた(112) 課題25:簡素図式

課題25:簡素図式を作ってください。

注:簡素図式とは盤面5枚以内かつ持駒5枚以内の詰将棋と定義します。

簡素図式の定義は確定されたものはありません。今回は岡田敏氏が1979年に近代将棋誌で『簡素図式精選』を連載されたときの定義を採用しました。

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は12月29日(木)
  • Judgeは榧野香一さんです

年末進行の関係で締切日が例月より早くなっていますので、ご注意を!

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詰将棋つくってみた(111) 課題24:解答募集

課題24への投稿ありがとうございました。

今回の課題は難しかったようで投稿は9局。うち1局はどこかでみたことある図ですが、今回は投稿が少なかったので採用です。(書籍化の際には削除します)(私の勘違いでした。見たことあるのは間違いないのですが未発表でした。ごめんなさい。)

「罠がある」という課題ですが、これは作者の方に不利なことは否めません。解答者は「罠があるはずだ」と慎重に解いてくるはずだからです。
いまはなくなった詰将棋パラダイスの「マラソン」というコーナーは、全題正解者しか翌月の解答の権利がなくなるという面白いコーナーでした。ですので作家は誤解を招くような作品を選りすぐって投稿したものでした。

  • 解答募集します。解けた分だけでも送ってください。
  • 略記解答も可とします。解答強豪の方は短評だけでもOKです。
  • 解答送り先:kazemidori+kaitou@gmail.com
  • 締切り:12月16日(金)
  • 短評歓迎します
  • 賞品:1名様に粗品進呈。

印刷用pdfつくりました⇒課題24.pdf
a4両面冊子印刷で持ち運びしやすいサイズになります。

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新・パソコン奮戦記(3) 「作者名」等を挿入する

今回は柿木ファイルに詰将棋情報を入力するスクリプトを書きます。

workフォルダの中身は今回は次のようにしました。

前回で「詰み」を挿入したファイルを更に加工しますので、newフォルダを図巧1フォルダに名前を変えました。さらに結果を保存するために新たにnewフォルダを作成してあります。

いまの段階でこのファイルを開くと次のような画面になります。

右上の情報窓には何も表示されていません。
作者名もわかりません。
この作品の情報はわずかに左上のファイル名のみです。
これでは困ります。

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いっこの積木(164)

第7章 短篇前期(9手~11手詰)

短編前期–詰パラでの分類だと「中学校」にあたる作品である。
9手詰も片付いて、いよいよ11手詰です。

風みどり 詰パラ1984.12改

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想も歓迎です。

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詰将棋入門(227) 間駒読みから清涼詰

若島正『盤上のファンタジア』第73番 近代将棋1968.6

作品集は作者による自作解説が一番嬉しいが、ときにはかなりの読解力ないしは棋力が必要となる。
(前回の226もそういう意味を理解していただけただろうか?)
本作も『盤上のファンタジア』の解説を読んでも、故七條兼三氏とのエピソードが書いてあるだけで作品については変化が2つ記されているだけである。(あまりにも必要十分!)

自作解説は内心どんなに巧くできたものだと思っていても、正直に書くのはかなりの文章力が必要なのでなかなか難しい。

 この作品を発表したとき、数日たって、故七條兼三氏から突然葉書が送られてきた。「名作でびっくりしました」と達筆で書いてあった。『盤上のファンタジア』より

というわけで今回も超有名作品だが、詰将棋入門者のためのテキストなのでこの作品を取り上げることにした。

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