今年の全国大会の開催や如何に

詰パラ4月号を読んでも、まだ今年の全国大会についての告知はなかった。
想像するに、まだまだコロナの動向が見えない現在、参加者の見込みも懇親会の有無も(懇親会の有無によって参加者も大きく変わる)流動的であるので、会場の確保も困難なのだろう。

今年も諦めた方がいいのだろうか。

つみき書店としては7月17日(日)に開催されるのであれば

  • 第6弾の完成をその日までに目指したい。
  • 『夏休みの自由研究2022』の原稿募集を夏休み前にしなければ間に合わない。

という事情があり、4月号に情報が載っていることを期待していたんですよね。

なにか情報をお持ちの方はどうぞ教えてやってください。

『飛角図式』江口伸治詰将棋作品集について(4) 初入選作が受賞を3回繰り返した男

さて江口伸治とはどのような人物なのであろうか。
熊本県は日奈久温泉の住人。御年87歳。
しかし九州グループにも顔を出していないそうだし、詰将棋全国大会にも参加したことはないそうだから、その人となりを知っている方は少なかろう。
江口伸治は……天才である。なにしろ初入選作が受賞するということを3回も繰り返した。

最近は新人でも「可愛くない新人」が多いので、初入選作が受賞するということもさほど驚くことではない。
しかし、3回だ。
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長編詰将棋の世界(1) 谷川名人の実戦型

新連載第1弾は2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。
作意・変化は棋譜ファイルをダウンロードしていただくことにして省略します。
短評は詰パラ掲載時より増量します。(名前は伏せません(^^))
解説文は元に戻したり、削ったり、増やしたりする予定。

選題の言葉 (2010.01)

 あけましておめでとうございます。
 今年も詰将棋という素晴らしいおもちゃで遊びましょう。
 大学院の作品はテーマもその表現方法もバラエティに富んでいます。したがって私の選題基準は「面白い」かどうか。極端な言い方をすれば、難解性も記録性も新奇性も必要ありません。面白いと思った順に採用します。現時点で二月号の片方までしか決まっていません。わくわくするような作品の投稿を鶴首してお待ちしています。
 今月の作品も楽しんでもらえるはず。幕開けは「自分にも谷川作が解けた」という喜びを味わってもらい、続いて馬屋原さんのユーモラスな記録作。これは解いて解答を送らねば。

谷川浩司『月下推敲』第23番 詰パラ2010.1


棋譜ファイル

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新刊紹介:『春暁』springs詰将棋作品集

次のtweetを見つけて、すぐに注文した。


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詰将棋で遊びましょう