柴田昭彦 将棋ジャーナル 1986.6
4月になったので、この連載は「入門」なのだと再確認した選題だ。
続きを読む 詰将棋入門(197) 32飛生の5手詰のバリエーション
タイトルの9手詰を紹介する前に、作者の別の作品をまずは解いてみたいただきたい。7手詰と11手詰である。
正解は末尾に動く将棋盤を置いてあるが、おそらくさほど苦労せずに解けたのではなかろうか。
7手詰は取れる銀を動かしてから捨てる筋。
11手詰は13金から24金と捨てる複合捨駒が狙いの、いずれも教科書通りの正統的な作品だ。
山本進は詰パラには作品を投じていないようだが、近代将棋や将棋世界ではこの頃、名前を見ない月はないような多産な作家だ。
発表作はいずれも上記2作のような気軽に楽しめる作風だった。
そして谷川名人も悩ませたという9手詰が発表された。
9手詰である。
続きを読む 詰将棋入門(195) 難解9手詰
\(4\times4\)の小さな世界で繰り広げられる楽しい駒繰り。
続きを読む 詰将棋入門(192) \(4\times4\)の宝石(その2)
Tweet\(4\times4\)の小さな世界で繰り広げられるファンタジー。
そういうアンソロジーをいつか編みたいと思っているが、本作はそのなかでもひときわ輝いているルビー(紅玉)だ。
15手詰。
続きを読む 詰将棋入門(191) \(4\times4\)の宝石
Tweetすべてを壮大に捨てて逃げていく。イザナミに追われるイザナギの如しといいたいがちょっと違うか。
続きを読む 詰将棋入門(188) 連続移動中合