【素材図】
【素材図】は不詰です。
35角に14玉ならば24龍までの3手詰なので、35角には24に間駒を打ちます。
同龍、12玉に間駒を打って、11玉に44角までなので、24の間駒は桂馬に限定されています。
この素材を先人たちはどのように作品にしていったのかを見てみましょう。
続きを読む 詰将棋雑談(41) 35角、24桂合の素材
【素材図】
【素材図】は不詰です。
35角に14玉ならば24龍までの3手詰なので、35角には24に間駒を打ちます。
同龍、12玉に間駒を打って、11玉に44角までなので、24の間駒は桂馬に限定されています。
この素材を先人たちはどのように作品にしていったのかを見てみましょう。
続きを読む 詰将棋雑談(41) 35角、24桂合の素材
通説に疑義あり。ひらがなの「と」は「止」の崩し字ですよね。将棋駒の「と」も「歩」の部首である「止」を崩したのではないかと推測します。
— 不透明人間 (@hutoumei) November 21, 2020
ff外から失礼します。「と」は草書体の「今」の崩し字だと記憶してます。昔は「金」と同じ音読みの「今」が代用されるケースがあったそうな。
— いいだ (@danootia) November 21, 2020
このtweetを見て、自分でもググってみた。
続きを読む 詰将棋雑談(40) と金と歩兵
昨年の11月にこのエントリーのタイトルだけが下書きとして残っていた。
大抵は詰将棋入門を書いたときに、あぁこの話もしたい、そうだそれは詰将棋雑談の方に回そう、と考えてメモを残す。
しかし、この頃に思い当たるエントリーは見当たらない。
もしかすると「四桂追戻詰」からの連想かなぁ。
というわけで唐突だが、攻方が「24桂」という着手を4回行なう作品を幾つか紹介します。
続きを読む 詰将棋雑談(39) 24桂を4回
合駒を移用して持駒を変換させる作品で、数多くの作家に影響を与えたのは上田吉一の「積分」だろう。
続きを読む 詰将棋雑談(38) 持駒変換
つみき書店が最初に編纂したアンソロジーはご存じのように(?)『Limit7』だ。
大雑把に言えば、超簡素図式である。(盤面7枚は簡素図式とは言えないが)
このテーマを選んだ理由は色々あるが、その中の1つにオイラの苦手分野ということがある。
(予想通り、自作は1作も選ばれなかった。)
自分がよく知らない分野の方が、独善に陥らなくて良いだろうという読みだ。
続きを読む 詰将棋雑談(37) 田舎の長編
詰将棋入門(95)で図巧#90を取り上げた。
17香、39香、59香と遠打する作品だ。
あの作品を鑑賞して、「17香も19香としたいなぁ」と考えた人が数多くいたに違いない。
「飛車を捌かなくても手順の統一性を優先したい」というのもよくわかる考え方だ。
さらに「どうせなら香3枚でなく4枚とも打ちたい」と考えるのが人情というものだろう。
それなら図巧#91のように飛び飛びに打つのではなく、19香~49香と並べてみたいと考えるに違いない。
人間の欲望はキリがないのだ。
続きを読む 詰将棋雑談(36) 19から49まで香を並べる
伊藤看寿が図巧#75で挑戦した玉方馬の\(3/4\)回転。
玉から1間離れた場所に飛車か香で王手をしそれを同馬ととらせる。
これを後世の人々は実現することができたのだろうか。
続きを読む 詰将棋雑談(35) 玉方馬の\(3/4\)回転
先日、某千代田線でバックギャモンの話になったときに、「日本チャンピオンに2回もなった山口昌宏は元々は詰将棋作家だったんだよ」という話をしたら、某若いユーチューバーは知らないという。
⇒バックギャモン日本選手権歴代優勝者
という訳で、今夜は詰将棋作家としての山口昌宏を紹介する。
続きを読む 詰将棋雑談(33) 山口昌宏紹介
図巧#64の四桂追戻詰を4作紹介する。
連続で4桂を縦に打つ作品を検索してみた。
続きを読む 詰将棋雑談(32) 四桂追戻詰