裏メニュー

 絶版詰棋書の値段(via詰将棋の欠片)でつみき書店の裏メニュー”貸本屋”の貸本リストが公開されている。
 検索窓で「詰棋書貸出」を検索すると料金や条件・申込み手順などでてきますので、希望の方はどうぞご利用ください。

 近くに詰将棋の会合があれば、そこで知り合えるおじさんに古い詰棋書を借りたり貰ったりできる。
 でもそうでない地方に在住の場合は古い棋書を入手するには高価な古書を買うしかない。
 そういう場合に役立つかなと始めたのですが、あまり需要はないようなので裏メニューに引っ込めました。
500円というのはほとんど送料(198円+180円)なので格安なのです。それで借りている間にコピーしたりスキャンすれば良いかと思うのですが、若い方には結局高いのでしょう。

 国会図書館法というのがあって、日本国民は5部以上の印刷物を作ったら(例外を除いて)国会図書館に1部寄贈することになっている。自費出版物も対象だ。
 だから皆がこの法律に基づいて詰棋書を作ったら国会図書館に寄贈すれば良いのではないかと思う。
そうすればやがて各地の主立った図書館からデータを閲覧することが可能になることが期待できる。

高木秀次『千早城』に登る(1)

柏川悦夫に『詰』という作品集がある。

これは昔書いた記憶があるのだが、「男らしい作品集」に分類される。
なにが男らしいのか、こんな感じだ。

図面と作意、初出データのみ。

自作解説は自慢したり逆に謙遜したり、色々と揺らぐ。言い訳も入る。
他人に解説を書いてもらえば阿りも混じる。

全ては作品が語れば良い。

確かに絵画や彫刻・映画などに作者が出てきて色々と解説するのは、ちょっと違和感を感じる。(建築家も同じ)

しかし詰将棋の場合は、どうだろうか。

豪腕の者ならば図面だけで十分だろう。
しかし私のように解図力のない輩はどうすればいいのか。
作意があれば十分だろうか。
そこで『詰』の紹介時には「狙いの一手」は何かという懸賞出題をしてみた。

そしてこの『千早城』だ。
「高木秀次詰将棋秀作選」と副題がある。

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いっこの積木(106)

第6章 中篇前期(19手~29手詰)

7手詰も終わり、ここからは短めの中篇作品を並べていく。(作業は機械的に行なっているので、何が出てくるか自分でも楽しみ)

風みどり 詰パラ2005.2

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風みどりの詰将棋と関係ない話(24) 本棚点検:画集

 もうだいぶ前から書庫が機能を果たさなくなり、仕事部屋にも消臭作業中の古書が積まれるようになって、我が家の検索機能はすでにほどんど停止状態。
 煩悩を断ちきって本棚を整理し、処分するものは処分していかなければ、もう新しい本を出すこともできない。
 本棚にあるのは、大半は「読みたいな・読まなくてはだな」と購入した本。ほんの少し、読み終わったら愛着が湧いてしまって捨てられなくなった本。今まで読まなかった本はこれからも読まない可能性が高い。(定年退職したら読もうと思っていた)
 図書館で借りた本の方が、返却期限があるから真面目に読むんだよな。で、今日はまず大きくて場所をとる画集関係からズバッといく気持ちで満々だ。
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いっこの積木(105)

第6章 中篇前期(19手~29手詰)

7手詰も終わり、ここからは短めの中篇作品を並べていく。(作業は機械的に行なっているので、何が出てくるか自分でも楽しみ)

風みどり 未発表

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詰将棋つくってみた(55) 課題11:選評

課題11:変化のある三手の詰将棋を創ってください。
注:変化は最低1つあればOKです。
注2:変化は駒が余っても余らなくてもOKです。

今回、自分でJudgeをやることにしたのですが、なかなか悩みました。
いつも無報酬でJudgeを引受けてくださっている皆様、あらためてお礼申し上げます。

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