「1_詰将棋」カテゴリーアーカイブ

『野村量の詰将棋560』予約販売はじめます

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著者の野村量氏はご存じの方も多いと思いますが、1967年に近代将棋に初入選して以来、50年以上にわたって詰将棋を創作し続けているベテランです。

その作風は一貫して、駒数を少なく、形は広がらないように、狙いをコンパクトに纏めて仕上げるというものです。

これは、少しでも創作を経験したことのある方なら分かっていただけるでしょうが、茨の道です。
本書を編纂中にも2作が、既に全くの同一図が発表されていることがわかり、削除されました。

人は類作を避けるためにゴテゴテと過剰に飾り付けたくなるものです。また、解答者からの好評が欲しくて難解味を付け加えたくなるものです。
これらの煩悩から解脱するのは存外難しいのです。

この本は、解いて楽しんでもらうことを目的に作りました。
そのために『Limit7』とは形式を変え、出題図の頁を入れました。

難しい問題はすぐに解説を読むのもアリです。
有吉弘敏・飯尾晃・池田俊哉・小池正浩・小林敏樹・竹中健一という豪華な解説陣が易しい作品には簡潔に,難しい作品には丁寧に解説を付けてあります。

もっとも多いのが11手詰。
次は7手詰。
次いで9手詰です。
これだけで284題もあります。

是非,お買い求めください。

いっこの積木(2)

『いっこの積木』は風みどりの詰将棋作品集としてまとめる予定です。

第1章 5手詰

5手詰を盤面駒数の少ない順に並べますので是非感想を聞かせてください。

風みどり『いっこの積木』第2番 スマホ詰パラ 2013.10.19

風みどり『いっこの積木』第2.1番 多分未発表

  • 感想を貰えたら喜びます。
  • その感想は作品集に収録させていただく可能性があります。
  • 正解はこの下にあります。
  • 正解を見ての感想でも歓迎です。

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いっこの積木(1) 

新連載企画第4弾。

先日,某氏と飲んでいて「自作集の解説を書いているが40まで書いて,そこで止まっている」と聞いた。
実際,100作の自作解説を書くというのはなかなかの難事業だと思う。
しかし,読者はそれを読みたい。

オイラは2つのアドバイスをした。
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詰将棋雑談(20) 桂馬のダイビング

詰将棋入門(60)で田辺国夫作を並べた。
当初は田辺作は好形から延々と盤上を追い回す作品を予定していたのだが、柿木で調べてみるとかなり大きな瑕疵があり断念。
それなら2作ある塚田賞受賞作もう一つの方を考えた。
これは大好きな作品だ。

田辺国夫 近代将棋 1956.7


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