「解答選手権」タグアーカイブ

自分のためのメモ(解答選手権成績)

解答選手権に参加しての成績をまとめた。

順位は参加総数が変わっているので意味ないが,「10位」とかあると誤解してくれる人もいるだろうから削除しなかった。

得点も,途中で50点満点から100点満点に変更になっている。
なので簡単に比較できない。
この表を作って,「おぉ,61点も取れたことがあったんだ」と喜んだが,冷静に見れば自分史上最高得点は第3回の42点だ。

あぁ,解けた作品の数を出せばよかったのか。

前のエントリーで,初級戦に出場したが,当時の若手新進気鋭の馬〇〇さんに優勝を持っていかれたと書いた。
だけど,いくら探しても初級戦・一般戦の自分の成績は見当たらない。

記憶違いなのかなぁ。

もしかしたら,初級戦や一般戦が開催始まったばかりの頃は参加者全員の成績は記録に残されていないのかもしれない。

詰将棋解答選手権 初級・一般戦 松戸会場

ちょこっと書きましたが,今年は仕事が入っていなかったので,近くの松戸会場にスタッフとしてお手伝いに行きました。
延べ80名近くの人が真剣に詰将棋に取り組む姿に感激です。(ほとんど採点室に閉じこもっていたので,あまりその風景を楽しむことはできませんでしたが)

自分を縛るために,ここで宣言しておきます。

来年の松戸会場では参加者のために何か詰将棋のパンフレットを1冊用意します。(参加賞の増量ですね)
今すぐ用意できるコンテンツは「小泉潔詰将棋作品集200」だけど,これは解説がないのであまり喜ばれそうにない。
そので何か初心者向けに詰将棋の世界を紹介する冊子をこれから1年かけて用意することにします。

常磐線沿線の方は,ぜひ,松戸会場へいらしてください。

で,私も解いてみたので感想です。
ネタバレですので,これから挑戦してみようという方はご注意を。ここから先は–more–にしておきます。

続きを読む 詰将棋解答選手権 初級・一般戦 松戸会場

第15回詰将棋解答選手権

久しぶりに出場してきました。
何年ぶりだろう。
今度,自分の成績をまとめておかないとだな。

しかし,数日前に昨年の問題に取り組んでみたら,さすがに初級戦はすぐ解けた。一般戦の問題も盤駒使ってなんとか解けた。
しかし,チャンピオン戦の問題は全然解けない。ありゃりゃ,コリャだめだと観念しました。
前々夜は会社の若いのと飲み,前夜はカミさんとカラオケと駒を触る余裕もなく,もうこのまま逃亡しちゃおうかという気持ちです。
それでも,朝は目が覚めたので鞄に磁石盤と筆箱を詰めて家を出ました。
すると,咳が出る。なんだか熱っぽくて頭がぼうっとしてくる。
明らかに体調がおかしい。
いつもは参宮橋で降りたのを,昨年転居したので,代々木公園から歩いたのですが,その道のりが辛かった。

あぁ,これは第1ラウンドで1問も解けず,体調不良で第2ラウンドは棄権する流れだなとわかりました。
そういえば,いつか角さんも具合悪そうに解いていたことがあったっけな゙…あれはいつのことだったっけなんて考えてました。

ところが,不思議なもので,問題用紙を目の前にしたら,頭がみるみるスッキリしてくるのですね。
体調悪くても仕事に行って,悪ガキ相手に怒鳴ったりしていると体調がよくなるのと同じかな?

以下,ネタバレ有りなので,これから解く人はご注意を。
続きを読む 第15回詰将棋解答選手権

パラ5月号「解答選手権レポート」解答

K林はもしかすると知らない人には難問だったのだろうか。
解答選手権を実質的にまわしているのは書記局長というか事務局長というか…とにかく小林敏樹さんなのである。
でも、考えてみたらその名前がどーんと出ることはあまりないので、トップに登場させました。

Y田が詰将棋界にはこんなに多いとは想定外だった。
なにしろ3カ所にY田が登場してしまう。
仕方なくお一方はK平とさせてもらった。
せっかくデータをメールしてくれたのに全然使わなくて御免なさい。

最後に登場したY田が難問だったと思う。
解答成績表を見ても載っていないからだ。
次の頁の78位の辺りにヒントがあります。
チャンピオン戦成績

おいらもスタッフとしてはあまり仕事していないので、来年は解答者として復活してみたいと思うのだがどうだろう?

たま研新年会

たま研新年会に参加してきました。

新年会だから飲むだけですが、「ミニ趣向」という課題作の発表も行われました。

特筆すべきは2つ。

ひとつは、塩野入さんの作品がみられたこと。
詰パラの「たま研作品展」をお楽しみに。

もうひとつは、芹田さんと小林さんが訴えていたこと。

「詰将棋解答選手権に作品を」

ブログでも締切延長の告知がされていましたね。

作品募集延長のお知らせ

詰将棋解答選手権で使用する作品を公募しておりましたが、まだまだ十分な作品数が集まっておりません。
特に20手台・30手台の中編作品が不足しております。 そこで募集期間を来年の1月15日まで延長することとしました。
これで正月休みにも創作に取り組むことが出来るかと思います。

解答選手権では次のような作品を求めています。
・解答者に挑戦するような鋭い狙いの構想型作品。
・合駒がどれでもいいといった非限定箇所が無いもの。

どうか有力選手を唸らせるような意欲的な作品をお願いします。

投稿先は下記のGメールまでお願いします。(添付ファイル可)
kaitousensyuken.yanagida@gmail.com

採用した方には来年発行予定の「詰将棋解答選手権年鑑2015」を進呈いたします。
また全投稿作の中から最優秀作に選ばれた方には別途提賞。(柳田明)

引用元: 詰将棋解答選手権 速報ブログ.

私からもお願いします。

作品投稿よろしくお願いします。

個人的には、いまやっている仕事を飯尾さんが手伝ってくれると言ってくれたこと。
百人力を得た気持ちです(^^)

解答選手権 今年も参加します

解答選手権、今年も参加します。

今年も参加するだけですけど(^^)

みなさんも一緒に遊びましょう。
今年こそ、後半戦1題も解けないのではないか…という緊張感がたまりません。
今年は前半戦もボロボロになってしまうのでないかというドキドキ感も非日常性を満喫できます。
しょうがないから女流棋士の横顔眺めていようという寂寥感を味わうもまた一興。

Problem Paradise@propara

解答選手権、チャンピオン戦東京会場の申し込みがすでに25名ほどになっている。
まだ締め切りまで1ヵ月以上ありますが、そういう事情ですので、参加予定の方はどうか早めにお申し込みを
(大阪会場の出足はスローです)。

引用元: Twitter / @propara: 解答選手権、チャンピオン戦東京会場の申し込みがすでに ….

申し込みはお早めに。

ところで、一般戦は今年も裏方をお手伝いしたいと思いますが、東京会場で良いのでしょうか。
それとも東京は人材豊富だから、どこか近場で詰将棋人口がまばらな所に応援に行きましょうか。

高槻の詰将棋全国大会いってきました

人見知りする質なのであまり人の集まる所に出かけたりすることは少ない。
ところが、どういうわけか年に一度の全国大会にはここ数年、連続して参加している。

ゲットしてきた物

四百人一局集


自分用はすでに柳田さんから直接入手していたのだが、友人に頼まれていたので購入。
全詰連の書籍としては初のハードカバー?
やはり、上製本はいい。
私も本を作りたくなってきた。
この玉手箱をそのうち纏めてみようかな。

月下推敲


谷川浩司詰将棋作品集。
すでに毎コミに予約してあるのだけれど、直筆サインが貰えるとのことなので、保存用に購入。
頼まれていた分も購入。
さっそく、平成22年1月号の作品が掲載されているかを確認。
あった!
ということはつまりオイラの文章も谷川浩司作品集に載っているという事だ。
これは嬉しい。

小さな絵

近藤郷作品集。
懇親会会場でサインも貰った。
気になっている作品を探す。
あった!
第4番。
よかった。ちゃんと修正されている。
45香か。
口惜しいけど、駒を置かなければ修正できない事はオイラも確認した記憶がある。

Paradise Books

詰将棋解答選手権2011は藤田さんの表紙やグラビア頁のデザインだけでも買う価値あり。
来年もチャンピオン戦は選手として出場するつもりだけど、一般戦・初級戦は東京会場の手伝いではなく、船橋か宇都宮に遠征して手伝いに行こうかな。

この詰2010はもちろん去年の2010。
次号はこの詰2012で、来年でる。
ではなんで買ったかというと、去年買った2010がもうボロボロになってきたから。
昨年の夏にトルコに連れて行ったら、鞄の中でコーラでもこぼれたのか大変な災難にあったりしている。

駒doc.

まとめて貰った。

作品集め

こちらは今回は不作で、具体的には1作も集められなかった。
デパートの岡村さんが上田さんから図面をもらっているを指をくわえて眺めているだけ。

しかし、伊藤正さんと初めてお会いする事が出来た。
来年の6月までには作品をもらえる予定。楽しみだ。

洞江さんからも20年ぐらい先に投稿して貰える事になった。生きてるかなワシ。

橋本孝治さんの姿も久しぶりに拝見して、作品くれるようお願いしたかったのだが、まだまだ時間があると思っていたら、大会の途中で帰られた。
残念至極。

カミさんサービス

今年はカミさん同行で来た。
そのお陰で、当日の午前中は大阪城見学。
翌日はUSJと疲労困憊。
夜に柳田会長一家とすれ違い。「お互いに大変ですね」とテレパシーを送った。

第8回詰将棋解答選手権初級戦・一般戦がいよいよ近づいてきました

【実施部門】初級戦・一般戦
【運営】実行委員会
【運営協力】東京詰将棋工房
【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター
(東京都渋谷区代々木神園町3-1/小田急線参宮橋駅下車徒歩約7分)
【日程】2011(平成23)年4月9日(土)
【初級戦スケジュール】1手詰~5手詰6題
13:00 初級戦受付+競技説明
13:30~14:10 初級戦競技
14:10 初級戦採点+解説+表彰式
【一般戦スケジュール】5手詰~15手詰6題
14:50 一般戦受付+競技説明
15:10~16:10 一般戦競技
16:10 一般戦採点+解説+表彰式
(17:00終了予定)
【参加費】1000円(両部門に参加の場合1500円)
女性・中学生以下500円(両部門に参加の場合600円)
引用元: 第8回詰将棋解答選手権 東京会場のご案内 – 詰将棋解答選手権 速報ブログ.

今年も私は選手ではなく、採点の手伝いに行きます。
(来年はまた選手ででようかな。表紙担当さん勝負しませう)

競技会場はセンター棟416室(定員180人)ということですから、絶対当日受付でもらくらくセーフでしょう。
あ、机が何人掛かにもよるか。でもまず大丈夫です。

センター棟107室ではチャリティー書籍等販売コーナーもあるそうです。
1階と4階と離れているのでお間違えの無いように。

私なにか詰棋書を持っていこう。

それでは週末に国立オリンピック記念青少年総合センターでお会いしましょう。

第8回 詰将棋解答選手権 参加記

【注意】

  • 無駄に長いです
  • ネタバレありありです。

正月休みに雪山の温泉に籠り、かといってスキーもせずにごろごろしていた。
するとやけに喉が乾き、ガバガバとコーラを飲んでいたのだが、そのせいかトイレが近くなった。
そのうちに夜中に何度もトイレに起きるようになり、これはヤバイと思い始めた。

医者に行こうと考えたが1月末に仕事でイベントがあり、それまでは身動きがとれない。
2月になって休みをとって人間ドッグに行ったら、空腹時血糖値が311mg/dl、HbA1cが12.8%でこれは立派な糖尿病です。
すぐに入院してくださいと言われた。しかし仕事が3月までは一区切りつかない。

仕事の目処がつくまで待ってくださいとお願いし、入院は3月末と決まった。
だが待てよ、3月末には解答選手権があるではないか!
かといって、これ以上を入院を遅めたら退院する前に新学期が始まってしまう。

仕方なく一旦は解答選手権を諦めた。

ところが、入院してから相談してみると、
血糖値ののコントロールがうまくいっていれば外出許可がおりるかもしれないという。

頑張りました。
その結果、前日の血糖値は朝食前が110、昼食前が85、夕食前が78、睡眠前でも140で、すべてギリギリ正常値!

見事、外出許可をげっとし、もう戦いの大半は終わった気分。

さて例年のことながらまったく詰将棋解答の練習をしてないままの出場と相成った。

それよりも迷ったのは食事のタイミングだ。
今回は第1ラウンドと第2ラウンドの間に1時間の休憩がある。
普通はここで食事を摂るのがいいだろう。

しかし、私は第1ラウンドが始まる段階ですでに腹ペコ。
血糖値を抑えている状態である。
脳みそはご存知のように大量のブドウ糖を消費する。
すこしブドウ糖を補給したほうが良いだろうか。
しかし、12時に血糖値を測り、病院に報告しなければならない。
この値がまずかったら、退院が延びる可能性がある。
それも物凄く困る。

迷った末、ブドウ糖の補給せずに、第1ラウンドは乗り切ることにした。

今回は本当に、参加するだけということだ。

それにしても始めるまでがやけに長いな。
すでに脱落した読者が半数を超えた気がする。

そして実際、あまり頭が回らなかったみたいで、このあとは短いんです。ごめんなさい。

第1ラウンド開始。

第8回詰将棋解答選手権チャンピオン戦 第1ラウンド出題作品 – 詰将棋解答選手権 速報ブログ

#1
ああ、うれしいな。こういう初形。
でも念の為ゆっくり盤に並べる。
でも並べるまでもなかった。
香合ですぐに香が走るパターン。
自作でも1つあります。
特に罠もなさそうなので終了。

#2

34馬45と78玉。
54龍に55との形かな。55玉と逃げられたら手がないのでいいみたいだ。
44龍で収束か。手順前後はないな。
おぉ45馬の移動合があるか。なるほどうまいね。

#3

あとから考えると、ここらへんでブドウ糖が切れたようだ。
見た瞬間、55飛同玉35龍同馬45金同馬64馬で詰むじゃないかと本気で思った。
でも手数が短い。おかしいな、なんて考えてる。

開始直前にみせてもらった某君の作品の影響もあるんだろうけど。

45金に同馬ってどんなここせだ。
全然詰んでいないじゃん。

55飛に46玉が45金47玉44桂58玉47馬で詰むな。これは変化に違いない。
だから馬の位置は74でいいかと思っていた。(馬鹿だね)
でも45金を成立させるには63馬でないとだめじゃん。

で、初手63馬を考える。
同馬は35飛54玉51龍…詰まない。(明らかに頭おかしい)
そうか、それで32龍の配置でなく31龍なんだ。
32龍だったらここで52龍同馬64金で詰むものな。
51龍だと52合で駄目だ。(矛盾してるだろ考えてることが)

後ろの方の席で駒音を高くてたてている方がいてその音が気にかかる。
今迄このように感じたことは一度もなかった。
つまり、自分は集中出来ていないということだ。
集中できていないのは、やはり脳にブドウ糖が足りていないのだなと考えた。

集中していないのだから次の問題に進むのはやめようと思った。
ふらふらするだけで時間の無駄だ。
だいたいこの問題は普通に詰む形をしているし。
金桂馬の配置から小林作の雰囲気もある。
解けるはずだ。

いやまた別のこと考えているだろ。集中しろ、駒音を頭から消せ。

そんな感じで、51龍に52合でも同龍で詰むことに気づくまで随分かかった。
自分の頭が動いていないことをあらためて思い知った。

でも、これで詰むはずだ。
合駒の一手ならば…これは桂馬。
この桂馬を66に跳ばす駒が必要だから47飛で合駒をさらに請求するのか。

桂合なら57金打から37桂~66金直で詰む。
でも香だったら?
57金打にすぐ55玉と逃げられて45に効きをつくる術がない。
それならば65飛で合駒請求か。
55歩ぐらいで全然ダメだ。

そろそろ時間がなくなってきた。
仕方なくマグネット盤を取り出し、別の問題に挑戦する決意をした。

#4

谷口さんだな。
でも形はいつもより大人しい。57銀から48角かな。
変化も想定の範囲内に収まりそうな感じ。

でも次見てみよう。

#5

この持駒は手が狭い。
初手は23歩成は同桂で31に逃げ道が開く。
なんだ13歩は14桂を打てと言っているんだ。
33玉は34馬~52飛~53桂で簡単。
13玉に23歩成~25桂~15歩~13桂成~あれこれ詰んでいるみたい。
でもまた妄想かもしれないから盤に並べてみよ。
やはり詰んでいる。
天の助け。
作者はどなただろう。(すでに敬語)

ここで残り時間は僅か。
どの問題に投入するか。
#6は序盤に変化がありそう。
#3か#4だが、やはり今までに投入した時間が惜しいと#3に決定。
これが最後の敗着だったか。

堂々巡りのまま時間切れ。

正解が配られて65飛に55銀合!
参りました。これは作品の勝ち。
真Tさん、素晴らしい作品です。

若島先生の解説を聞きながら血糖値の検査。
77mg/dl。
低血糖とまではいかないけど、いままでで最も小さい数値。
まだ解説は途中だったが、食事を摂るために退室。(やはり落ち着いていない)
廊下で合った馬屋原さんと外に出る。

まずはすぐに血糖値を上げる炭水化物だ。
ついでに肉も食べたい。

そこで昭和食堂のムニャムニャ定食(名称忘却)。
馬屋原さんはカツカレー。(密かに打倒井上を期しているに違いない)

チャリティーバザールをやっているはずの選手控え室を覗く。
掘り出し物はすべて売り切れたあとの模様。
親子で学ぶ将棋ドリルを購入する。

さて第2ラウンドだ。

第8回詰将棋解答選手権チャンピオン戦 第2ラウンド出題作品 – 詰将棋解答選手権 速報ブログ.

ここは例年1題#7が解けているだけ。
果たしてノルマは達成できるのか。

#7

実戦型だ。はやくも心が萎える。
初手は24桂だろうな。逃げる変化は23、13は詰みそうだ。
15玉でも角と桂で捕まっている。
22玉が一番手間だな。
でも32桂成から44桂でたぶん詰みそうだ。
それで同桂。
次は飛車打って22桂合の感じかな。
32飛は…駄目だ。
42飛だなこれは。
23銀同玉で43飛成~32角~13歩同桂でダメ。
これは解答者へのサービス問題ではないのかな。
90分を1題に集中させるためにも、全部みてみるかな。

#8

入玉型だがこちらの方がとっつきやすい形だ。
87馬から99銀生で開き王手、合駒を考えるパターンに見える。
上田吉一の作品に似ているようにも見える。
99に捨てるのは飛車か金か。

これだ。きっとこれがサービス問題に違いない。

ところが、これが詰まない。
昼食のおかげで集中力は増しているようで、午前中のように駒音が気になることはなくなった。
でも詰まない。
69銀から78銀か。
でもその後58飛と打っても意味が無い。

あっという間に1時間ぐらいが過ぎ、こいつはいよいよ第2ラウンド正解0の時がやってきたかと観念した。

そして問題用紙を裏っ返す。(半分に折っていた)

#9

あれ?持駒に桂馬が多い。典型的に手が少ないタイプだ。
こんなトコロに易しい問題があるわけないんだが、とマグネット盤に並べてみた。
まずは普通に追うと
38桂~17歩~34銀~46桂これは取れないから25に戻る。
銀桂打ち替えた意味は26香に同金の変化だろうな。
でもなんか駒が足りなそう。
27桂~16歩~27馬引
歩1枚ではこれは足りないや。
やはり#9が易しいわけないよな。
でも一本道だったような気がするのだが…。
序盤の17歩が安易だったのかも。
38桂を打つことを目指して19香ではどうだ。
17歩は同香~29桂~17歩~26歩
同金は同馬同玉36金27玉37金でぴったりだ。(実は15玉で全然詰まない。すでにブドウ糖切れか?)
27桂~馬引~25歩
同玉でダメだ。
15馬と捨てる形なんだけど、同香でどうにもならない。
やはり甘くはないか。

#10

若島さんだ。でも双玉ではないな。
84飛で受け手が狙いなのかな。33歩を先に消す筋もあるな。
でも、一筋縄で詰むわけがない。
やはりまず1題はなんとかしないと。

#7
32角成~15桂と打ち替えておいてから34角
これは有望かも。
でも21玉で届かない。
う-むー。

#8

やっぱり無理。

残り時間も僅か。
最後のお願いは#9に決めた。

だいたい12銀とか32とがこのまま動かないで終わるはずがない。
では34銀同玉に23銀生か?
いくらなんでも無理だ。同玉ですぐ終了。

残るは33と。
33と!
同玉は馬が出て上がったら金を喰って…詰む。
42玉は…直感が詰むと言ってる!これだ。
23銀生と引ける形。

おおお、もしかしてこれ馬も消えるのでは?

消えた!

ありがとうございました。
もう残り時間はほとんど残っていない状態。
なんとか1題だけ解かせてもらいました。
それにしてもサービス問題が#9に配置されているなんて。
そしてその前の#3や#8が難問だとはやられました。

で、程無く終了。

#8の作者はなんと巨椋鴻之介。
あぁ、これを解けた人には一生の思い出だな。
でも脳みその状態が良くて、さらに時間があったとしても、
序の4手は一瞬考えたけど、さらに87馬と組み合わせるのはちょっと思いつかなかっただろう。
58銀の存在で87馬という手をわざと考えさせることで、その銀を消してしまったと同時に87馬の手も
思考から消去されてしまうのだ。流石です。巨椋先生。

#10の74馬も凄い手だ。
これをちゃんと正解する皆さん。
まじで尊敬します。

若島先生じきじきの創作過程も含めた解説も貴重なものでした。

#5の作者は服部彰夫さんだった。
作者名から想像もできない優しい作品を有難うございました。

裏方のスタッフの皆さん方も毎回のことながらありがとうございました。

色々話もしたかったのだけれど、病院に帰る時間もある。

でもやっぱり最後の打ち上げに参加しないと、このイベントの楽しさの半分以上味わえないって気分ですね。
来年は打ち上げにも参加できるよう体に気をつけよう。
その頃には橋本哲さんも仕事片付いているだろう。

第8回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 – 詰将棋解答選手権 速報ブログ

第8回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦

2011年01月25日 23時00分06秒 | 第8回お知らせ下記の通り、第8回詰将棋解答選手権チャンピオン戦を開催いたします! 皆様のご参加をお待ちしております.

【主催】詰将棋解答選手権実行委員会
【特別協賛】朝日新聞社
【後援】日本将棋連盟・詰将棋パラダイス
【日程】2011(平成23)年3月27日(日)
【会場】
○東京会場…コア・いけぶくろ(豊島区民センター) 4階 第3・4会議室
(東京都豊島区東池袋1-20-10)(JR山手線「池袋」駅東口下車 徒歩5分)
○大阪会場…天満研修センター 8階
(大阪市北区錦町2-21)(JR環状線「天満」駅下車 徒歩2分)

引用元: 第8回詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 – 詰将棋解答選手権 速報ブログ.

ブログの感覚だと、これだけではエントリーにならないんだけれど、ツイッターのRTの感覚。
さっそく、オイラも申し込みますです。
会場でお会いしましょう。