里見義周 闘魚 第49番 将棋月報 1973.4
里見義周といえば駒の一般機能表というのが筆者の印象だった。この表はじっくり読むと、なかなか創作の役に立つ。
つまり学究派の理論家というイメージだった。
ところが作品を並べてみると、実に易しく楽しい作品を作られる方で、イメージとのギャップに驚いた。
選んだのは龍追い。看寿の「寿」のような超大作ではない。
盤に並べて龍で王様を追いかけてみると…多分詰みまでいくはずだ。
ただし、何手で詰んだかが問題。
逃げ方を間違えると早く詰んでしまう。
105手になったら、正解だ。
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