「山田修司」タグアーカイブ

詰将棋入門(140) 禁じられた遊び

山田修司「禁じられた遊び」『夢の華』第82番 近代将棋1972.3

この作品は詰将棋雑談(5)で紹介して簡単な解説も書いた。
しかし「雑談」は中級以上の方向け。初級向きの「入門」でも一度はきちんと取り上げておく必要を感じるので再度の登場。あしからずのほど。
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詰将棋入門(125) 飛車発生+の伏線

山田修司『夢の華』第38番 近代将棋1963.11

天才少年として名を馳せた山田修司が詰棋界から足を遠のけて早6年、結婚し落ち着いた30歳前後、再び詰棋界に復活したその復帰第1作。塚田賞を受賞した。

並べてみると意外なほど変化は深くない。初めて見るという方は幸運だ。是非挑戦を。
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詰将棋のルール論争(5) 余詰の禁止(つづき\(^4\))

1 詰将棋の範囲

余詰=不完全ということですから、余詰の範囲を定めると言うことは詰将棋の定義を定める重要な要素であるわけです。

1-1 余詰の禁止

1-1-6 着手非限定

1-1-2 打点非限定で取り上げた「以遠打」は問題なしと感じる人が多数派でした。
同じ事なのですが、次の場合はどうでしょう。
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詰将棋雑談(10) 「幻影」と「看寿頌」の同時発表

ちょっと長いのだが巨椋鴻之介「禁じられた遊び」から引用する。
「看寿頌」の解説からである。

まず私の作は、遅くも昭和33年のうちにほぼ今の形に達していたのだが、図巧1番の影響が濃厚すぎる(だから後年「看寿頌」などとフザケた名をつけた)のと後半急に力が抜けたようになる点が気に入らず、そのまま眠り続けていたものである。
二十年後の昭和52年、私は森田正司氏のガリ版誌「詰研会報」で参考図(略「幻影」)を見て驚いた。……(中略)……この基本構造は、飛打が上からか手前からといった差異を越えて、拙作(註「看寿頌」)のものと同一である。 続きを読む 詰将棋雑談(10) 「幻影」と「看寿頌」の同時発表