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詰棋書紹介(15) あさぎり


壮棋会作品集あさぎり 田宮克哉編 全詰連 1973.9.25

創棋会のはじめての合同作品集。
このときはまだ壮棋会だった。
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田宮克哉さんの思い出

田宮さんが亡くなられたそうだ。
ご冥福を祈ります。

私にとって田宮さんはまず「ヤン詰の担当者」だった。
今はヤン詰は「中級」となっているが、田宮さんの作ったヤン詰は創作初心者にターゲットを絞った物だった。
投稿すると詳しく余詰指摘されて返ってくる。
履歴が分かるように、その返送された投稿用紙の上に修正図を貼り付けるというルールだった記憶がある。

今の新人コンクールは非常にレベルが高くて、どこが新人なんだと恐れ入るばかりだが、
当時のヤン詰は私を含め、ホンモノの初心者が遊べる場所だった。
ヤン詰出身を自認している作家は結構居るのではないかな。

解答を送ると、「どたまのトレーニング資料」というリコピー版の冊子を貰えた。
手元に残っているのは次の通り。

  • (1)図形の4等分+後日談
  • (2)3元非連立方程式
  • (3)正方形をつくる
  • (4)四則計算
  • (5)文字つなぎ
  • (6)バランス
  • (7)じゃじゃ馬押さえ
  • (8)覆面算入門その1
  • (10)おせっかい
  • (11)リズム
  • 臨1 ナイトの旅
  • 臨2 サイクリング・サークル

柳田さんも書いていたが、川崎さんとの規約論争も生き甲斐だったようだ。
「詰棋討論」はコピー誌で30cmぐらいは読んだが、今は処分してしまって残っていない。

「将棋パズル」もほとんど残っていない。
服部さんなら全部持っているのかなぁ。

三鷹から我孫子に移られてからは、あまりお会いする事も少なくなった。
でも、一度我孫子に遊びに行ったら、やはり子どもたちを集めてパズルやゲームで楽しく遊んでいた。

私も引退したら、近所の子どもたちを集めて怪しい遊びを教え込んで暮らそうかなぁ。

昔、7手詰作品集をまとめることを考えていて、ほぼ出来上がったので、田宮さんに序文を依頼した。
そして序文を頂いておきながら、作品を眺めているうちに、9手詰の頭2手をカットした7手詰や、5手詰で出来ているのにつまらない2手を逆算した7手詰などが目について、いやになって止めてしまった。

完成した小冊子を田宮さんに贈れなかった事が心残りだ。