「角建逸」タグアーカイブ

詰将棋つくってみた(62) 課題14:限定打

課題14:線駒の限定打を含む詰将棋を創ってください。

[注意]線駒の限定打とは飛角香の持駒を打つ手順が入り、その駒を打つ場所に2つ以上の選択肢があり、なおかつ正解は1つだけということを意味します。
[注意]ただし今回は「短打」は除くことにします。

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は1月30日(日)
  • Judgeは谷本治男さんです

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詰将棋雑談(43) 銀と玉のダンス

飛車をベースにした、銀と玉のダンスで優秀作を勝ち取ったあとれい作。
岡本さんから同想の作品のご教授があった。
いずれも短編だが、作意を並べられるように動く将棋盤にして読者の便に利したい。
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詰将棋創作講座を読む(13) 角建逸『朝まで詰将棋』

かつて「将棋マガジン」という月刊誌に掲載された『朝まで詰将棋……あなたはもう眠れない』という記事の中に【創作篇】がある。

冒頭がいままでにない面白いアプローチだ。
詰将棋クイズを出題している。

折角なので,考えてみますか?(原文を少し変えた。)

詰将棋クイズ 第1問
11玉に対し,持駒なしでは詰まないが,飛角金銀桂香歩のどの1枚でもあれば詰むように小駒2枚を配置せよ。
(制限時間 5分)

詰将棋クイズ 第1問改
31玉形に対し,持駒なしでは詰まないが,飛角金銀桂香歩のどの1枚でもあれば詰むように小駒2枚を配置せよ。
(制限時間 5分)

詰将棋クイズ 第2問
玉,金,銀,歩の4枚を使用して詰将棋を作れ。手数が長いほど良いものとする。
(制限時間 5分)

詰将棋クイズ 第3問
詰め方53飛,持駒金に玉を配置して,詰将棋を作れ。手数が長いほど良いものとする。
(制限時間 5分)

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羽生善治の3手・5手・7手ステップアップ詰め将棋

角建逸さんの新著です。
Doc - 2018-08-22 - 10-35 - p1
例によって,表紙をみてもどこにも「角建逸」の名前はありませんね(^^;;
amazonのページにはちゃんと羽生善治(監修),角建逸著とありました。
でも,Book.or.jpには著者名が登録されていない。
これは出版社のミス(?)ですね。

詰将棋ではなく詰め将棋であることからわかるように,初心者向きの本ですが,読んでみてこれはすでに「教科書」になっていると思いました。

つまり,単に問題がずらっと並んでいる問題集ではないのです。
解説⇒例題⇒問題という構成になっています。
(問題だけなら「問題集」,例題付きで「参考書」,はじめに解説もあって「教科書」と区別しています)

例題のページはこんな感じです。
Doc - 2018-08-22 - 10-35 - p2

もう一つの特徴が「ステップアップ」の章です。
第1章 復習の3手詰め
第2章 ステップアップ3手詰め→5手詰め
第3章 基本の5手詰め
第4章 実戦の5手詰め
第5章 応用の5手詰め
第6章 ステップアップ5手詰め→7手詰め
……
このようなコンテンツなのですが第2章と,第6章が見慣れない見出しですね。

上の例題のページでもわかると思いますが,もう1頁見てみましょう。

Doc - 2018-08-22 - 10-35 - p3

つまり3手の問題を解くとそれが次の5手の問題のヒントになっているわけです。
初心者にやる気を持たせるためには「解けた」という成功体験が不可欠なのですが,なるほどうまい工夫ですね。

オイラも将来の出版計画の中には詰将棋初心者向けのシリーズもあるのですが,とても参考になりました。

著者の角建逸さんは現在,夕刊フジに詰将棋を週に5作連載するという荒行の真っ最中です。
頑張ってください。

ところで第1章のタイトルがなぜ「復習」なのか。
どこにも書いていないのですが,おそらくこの本のことを言っているのでしょう。

最後にこちらも貼っておきます。