「詰将棋入門」タグアーカイブ

詰将棋入門(39) 限定打に中合

湯村光造 詰パラ 1956.9

作品集がないのが不思議な作家ナンバー1が湯村光造だ(当社比)。

    大ベテラン。
    作品はどれも極上。

ご本人に作る気がないなら密造してしまいたい。
(お名前をもじって酒野密造という筆名を作ったが二瓶誠氏に譲ったという話を読んだ記憶があるのだが……?)
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詰将棋入門(38) 実戦形

11手詰と17手詰なので先に図面を2つとも並べてしまおう。

金田秀信 王将 1950.1

金田秀信 近将 1954.7

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詰将棋入門(37) 「槍襖」

北村研一 「槍襖」旧詰将棋パラダイス 1950.9

第1回看寿賞受賞作品。
受賞通知が届いた5日後に30歳の若さで亡くなり、結果の掲載されている昭和26年7月号は作者の北村研一は見ていないという悲話とともに最も有名な詰将棋の一つ。
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詰将棋入門(36) 大井美好の捌き

大井美好 詰パラ 1951.7

ここからは「古今短編名作選」や「三百人一局集」などをネタ本として進めていく。

本日取り上げる作家大井美好は人によって好き嫌いが分かれる作家だ。
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詰将棋入門(35) 変別に注意

三上毅 木葉 第6番 将棋月報 1941.4

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この作品は15手詰なのですが、発表当時「意外に多数の誤解者(里見)」を発生させたそうだ。
難しくて解けなかったのは無解
解けたと答案を出したのに×とされたのが誤解
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詰将棋入門(34) 橘二叟「荒鷲」

橘二叟 「荒鷲」 朝日新聞1938.9.6

「荒鷲」というのは日本海軍の爆撃機。
爆撃の成功を祝して初形が「基地出発の姿」、終形が「帰還の姿」を表わすとのこと。
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詰将棋入門(33) 新四桂詰

岡田秋葭 「新四桂詰」 将棋月報1943.4


岡田秋葭の代表作と言われている作品をもうひとつ紹介して将棋月報編を終わりにしよう。
このタイトルは後世の人がつけたもの。
完全なネタバレだが、持駒と右半分の配置で「もしやこれは」と予想がつくと思うので許されよ。

序盤がちと変化があって真面目に読むと難しい。
勘が冴えない方は、大駒4枚が消え去って小駒図式になる22手目の局面から考えてみるのも良いかもしれない。

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詰将棋入門(32) 第1部・第2部

佐賀聖一 将棋月報 1943.4

予定した作品に余詰が見つかり、急遽差し替えた。
途中から雰囲気が変わるところを楽しんでほしい。

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詰将棋入門(31) 二歩と打歩の二重苦

有馬康晴 将棋月報 1942.9


失敗図までの手数がちと長いので、久しぶりに失敗図に至る動く図面を用意した。
考えてみようという方も安心して上の図面は操作しても大丈夫だ。
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詰将棋入門(30) 裸玉ふたたび

岡田秋葭 将棋月報 1942.9

伊藤看寿の「裸王」より序盤が難しい。
本日は詳細に解説する。
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