「詰将棋雑談」タグアーカイブ

詰将棋雑談(25) 78馬は無駄合ルールによる?

詰将棋入門(76)で伊藤看寿の『図巧』第20番を取り上げた。

伊藤看寿 『将棋図巧』第20番 1755


この作品の6手目だが

なぜ67馬ではないのだろうか。
続きを読む 詰将棋雑談(25) 78馬は無駄合ルールによる?

詰将棋雑談(24) ABC評価についての考察

詰パラで解答するときにABC評価をつけることが多い。

これが考えてみると難しい。

今月の五題の内でこれが一番いいからA、これは一番面白くないからC、残りはBだな。

こんな感じで相対評価でつけると、何月号に載ったかで評価が違ってしまう。
続きを読む 詰将棋雑談(24) ABC評価についての考察

詰将棋雑談(23) 夏木立趣向

詰将棋入門(72)で「夏木立」趣向を守備駒の移動を伴った取れない捨駒による追い趣向という認識としたが、異論のコメントはなかった。
確認するために『漫陀楽』を繙いたが、「夏木立趣向」という言葉は無く、守備駒移動を伴う捨て追い趣向に「夏木立型」と命名してあった。

考えてみると、「取れない捨駒で追う」趣向というだけで稀少だ。さらに守備駒移動も伴うとなればさらに数少ない。

というわけで、かなりポンコツになった頭の記憶に頼って探してみた結果が以下の通り。
続きを読む 詰将棋雑談(23) 夏木立趣向

詰将棋雑談(22) 「扇詰」と「新扇詰」別案

「新扇詰」で次のように書いた。 【13週目start】

香を桂に換えた。 これで桂馬を入手したからもう1周した後38桂で終わりだろうと誰もが思うだろう。 すでに看寿の611手は更新している。 ところが奥薗幸雄の凄いところは、ここで満足せず、さらに工夫を重ねていることだ。

これは勿論嘘ではないが、作者目線で見ると「工夫をせざるを得ない事情がある」となる。
続きを読む 詰将棋雑談(22) 「扇詰」と「新扇詰」別案

詰将棋雑談(21) 金頭桂の手筋

詰将棋入門でも筆頭に選ばれることが多い金頭桂の手筋
村山隆治『詰将棋手筋教室』でも筆頭に選ばれている。

続きを読む 詰将棋雑談(21) 金頭桂の手筋

詰将棋雑談(20) 桂馬のダイビング

詰将棋入門(60)で田辺国夫作を並べた。
当初は田辺作は好形から延々と盤上を追い回す作品を予定していたのだが、柿木で調べてみるとかなり大きな瑕疵があり断念。
それなら2作ある塚田賞受賞作もう一つの方を考えた。
これは大好きな作品だ。

田辺国夫 近代将棋 1956.7


続きを読む 詰将棋雑談(20) 桂馬のダイビング

詰将棋雑談(19) ルール論争

これまで10回にわたって詰将棋のルール論争について書いてきた。

しばらくお休みをいただいてから第2章 解答審査基準についても書くつもりだが、ちょうど区切りであるのでここでオイラの意見を述べておこうかと思う。

まずはこれらのルール論争全般についてだが……

詰将棋のルール論争は既に解決している
否定的に

続きを読む 詰将棋雑談(19) ルール論争

詰将棋雑談(18) ブルータス手筋

栗原寿郎 詰パラ 1952.2

図は詰将棋入門(49)で取り上げたいわゆる「ブルータス手筋」の作品だ。

この作品については昔から疑問に思っていることがある。
それは、この作品がそんなに難解だったのだろうか?ということだ。
「ブルータス、お前もか!」と叫ぶほど、無解が集まったというのだが……。
続きを読む 詰将棋雑談(18) ブルータス手筋

詰将棋雑談(17) 実戦型から〇〇

詰将棋入門(52)で実戦型から馬鋸が登場する作品を紹介した。

実はオイラにも実戦型から馬鋸が飛び出す作品がある。
でも1つはメンタルヘルスのネタだし,もう1つは今思い出したばかりの未完成作品だった。

それで替わりに実戦型から○○をお見せしよう。

風みどり 詰パラ 1985.4


続きを読む 詰将棋雑談(17) 実戦型から〇〇

詰将棋雑談(16) ジッセンガタかジッセンケイか他

漢字の便利なところは「読み方が違っても意味が通じる」という点にあります。
昔、NHKが始皇帝の手柄だって番組作っていましたっけ。(本当か?)
続きを読む 詰将棋雑談(16) ジッセンガタかジッセンケイか他