「詰将棋雑談」タグアーカイブ

詰将棋雑談(37) 田舎の長編

つみき書店が最初に編纂したアンソロジーはご存じのように(?)『Limit7』だ。
大雑把に言えば、超簡素図式である。(盤面7枚は簡素図式とは言えないが)

このテーマを選んだ理由は色々あるが、その中の1つにオイラの苦手分野ということがある。
(予想通り、自作は1作も選ばれなかった。)
自分がよく知らない分野の方が、独善に陥らなくて良いだろうという読みだ。
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詰将棋雑談(36) 19から49まで香を並べる

詰将棋入門(95)で図巧#90を取り上げた。
17香、39香、59香と遠打する作品だ。

あの作品を鑑賞して、「17香も19香としたいなぁ」と考えた人が数多くいたに違いない。
「飛車を捌かなくても手順の統一性を優先したい」というのもよくわかる考え方だ。

さらに「どうせなら香3枚でなく4枚とも打ちたい」と考えるのが人情というものだろう。
それなら図巧#91のように飛び飛びに打つのではなく、19香~49香と並べてみたいと考えるに違いない。
人間の欲望はキリがないのだ。
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詰将棋雑談(35) 玉方馬の\(3/4\)回転

伊藤看寿が図巧#75で挑戦した玉方馬の\(3/4\)回転。
玉から1間離れた場所に飛車か香で王手をしそれを同馬ととらせる。
これを後世の人々は実現することができたのだろうか。
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詰将棋雑談(34) 名言集

『三桂の詩』の編集をした塩沢雅夫氏が、同書のコラムに「名言の旅 名言の風」を書いている。
氏が蒐集した詰将棋に絡む名言集だ。

いくつか紹介しよう。
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詰将棋雑談(33) 山口昌宏紹介

先日、某千代田線でバックギャモンの話になったときに、「日本チャンピオンに2回もなった山口昌宏は元々は詰将棋作家だったんだよ」という話をしたら、某若いユーチューバーは知らないという。
バックギャモン日本選手権歴代優勝者

という訳で、今夜は詰将棋作家としての山口昌宏を紹介する。
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詰将棋雑談(32) 四桂追戻詰

図巧#64の四桂追戻詰を4作紹介する。
連続で4桂を縦に打つ作品を検索してみた。
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詰将棋雑談(31) 推敲したら同一図

初心者向けにいい手が入っていてかつ難しすぎない簡潔な図を作ろうとすると「同一図」という陥穽に嵌りやすい。
そこで作図家は手数を長くしたり,妙に難しい手を入れようとしたりと捻じれていってしまいがちになる。

しかし,推敲していった結果,同一図に至ったとするのならば,その図はある意味究極の仕上がりということではないだろうか。

昔,金頭桂の手筋–桂馬を捨てることで金の守備力を奪うあの基本手筋だ–を簡潔に作ろうとして次の図を得た。

手順は書くまでもないが
12銀、同飛、22銀、同飛、23桂、同飛、12金まで
の7手詰だ。

これは一応完成している。
これ以上駒数は削減できない。
が,眺めていると推敲案が浮かんでくる。
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詰将棋雑談(30) 偶然か必然か

「いっこの積木」の連載を始めて、衝突のために没にした作品を一応完成品にしようと駒をさわっている。

そんなときに「詰棋書紹介」に取り上げるためにある本を再読していて、こんな書き込みを見つけた。


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詰将棋雑談(29) 銀鋸追い

図巧#57の銀鋸。調べてみるとかなりの作品が発表されている。
代表的な作品だけを概観してみよう。
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詰将棋雑談(28) 玉方銀の一回転

昨日,「数日後」と書きましたが,どうせかぶっているのですぐに出すことにしました。
さて図巧#55の銀の回転テーマは,その後どのように展開されていったのかを眺めてみましょう。
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