「黒川一郎」タグアーカイブ

詰将棋入門(113) 趣向と曲詰の融合

黒川一郎 「朧」『将棋浪曼集』第37番 近代将棋1955.9改

タイトルの「朧」は「おぼろ」と読む。

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詰将棋入門(112) 盤面全体を玉が動く小駒図式

黒川一郎 「旅路」『将棋浪曼集』第39番 『秀局懐古録』1955.8

小駒図式。
当時の小駒図式カテゴリーでの最長手数を狙ったとの作者の言もある。
難易度は「極めて易しい」。
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詰将棋入門(111) 元祖「車井戸」

黒川一郎 「車井戸」『将棋浪曼集』第90番 詰パラ1955.7

吉田健—車井戸はなぜ軋る……これは、むかし懐かしい釣瓶井戸である。
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詰将棋入門(109) 黒川一郎「歯車」

黒川一郎「歯車」『将棋浪曼集』第19番 王将 1954.10

作者は「渦巻型からくり趣向」と分類している。

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詰将棋入門(107) 元祖香剥がし

黒川一郎「松虫」『将棋浪曼集』第29番 詰棋界 1953.10

大きな発展を遂げた「香剥がし趣向」。
その原点の作品である。

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詰将棋入門(104) 神局の呪縛を解く「落花」

黒川一郎 「落花」『将棋浪曼集』第50番 風ぐるま1952.3改

伊藤看寿の煙詰(図巧#99)の趣向は2号局が200年の長きにわたって現れなかった。

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詰将棋入門(100) 黒川一郎「やすり」

黒川一郎「やすり」『将棋浪曼集』第2番 詰パラ1951.10

まだまだ古典で知っておくべき詰将棋はたくさんあるのだが、なにしろ筆者自身が勉強不足。
無双は少しは並べたのだが図巧ほどではない。
そこで一気に時代を進めることにする。
といっても筆者が生まれる前の頃の作品。
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詰将棋雑談(29) 銀鋸追い

図巧#57の銀鋸。調べてみるとかなりの作品が発表されている。
代表的な作品だけを概観してみよう。
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詰棋書紹介(35) 風ぐるま誌作品集


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ケンタウロスについて

子どもにものを教える商売をやってきた身であるから、「自分はものを知らない」という認識は常に保つように心掛けてきたつもりだ。さらに「ものを忘れる」という認識も重要だ。最近、この傾向が強まってきた。おかげで、昔観た映画をもう一度、新鮮な気持ちで愉しめる。昔並べた詰将棋を、微かに記憶が残っているお陰もあって、解いて新たな感動を得たり、新たな発見をしたりできる。

歳とるって、いいなぁ。

そしてインターネットのお陰で、情報の検索が桁が3つぐらい違いにラクだ。

今日、知ったこと。

  • 射手座はケンタウロスだと思っていたが、ケンタウルス座というのも別にある。(ロスとルスで何が違うんだろう)
    さらに射手座はケンタウロスではなくてサテュロスという説もある。(ただの助平じゃん)
  • 地球に最も近い恒星はケンタウルス座α星ということは知っていたが、それが三重連星だということ。
  • ケンタウロスはギリシャ人がまだ未開の野蛮人だった頃にアジアの騎馬民族にいじめられた記憶が作り出した怪物だろうと思っていた。棒もって徒歩で戦争していた民族に機動力ある馬に乗って弓という飛び道具まで使いこなす民族が攻めてきたら、これはやられ放題だったろうな。女もさらわれ放題。で、好色で酒好きで野蛮で知的なケンタウロスのキャラ設定になったんだろうと。(因みにオイラも射手座)
    しかし、このような説は確かにあるようだが疑問視されていて、牛飼いの集団という説が有力なようだ。

なんでケンタウロスのことを検索したかというと、詰棋書紹介(21)で書いた「将棋浪曼集」の表紙だ。

中央の絵はケンタウロス駒とオイラは呼んでいるが、黒川一郎の手によるものだと推測している。作者名は明らかになっていないが、「詰棋めいと」の表紙に黒川一郎画伯のギリシャ神話を題材にした絵が載っていたから、この推測にはわりと自信がある。

で、この絵のケンタウロス、もう40年以上眺めているのに、女性だということに今日気づいた。

おっぱいがある。あれ?でも、ケンタウロスはみな男性じゃなかったっけ?

それでケンタウロスを検索してみたという次第だ。
ケンタウロス(コトバンク)

やはり、ほとんどの記述はケンタウロスは男だし、オイラが子どもの頃に読んだギリシャ神話にも女のケンタウロスはでてこなかったんだけどなぁ。
ほかに検索した記事もほとんどは「ケンタウロスは男性のみ」という内容だったが、ニコニコ大百科(仮)には次の記述があった。

またケンタウロスの女性はとても美しいとされる。

ただし、最近(の日本?)ではケンタウロス娘というのがモチーフとして流行しているらしい。

Google画像検索の結果

もしかしたら、黒川一郎は日本ではじめてケンタウロス娘を描いた人物なのではなかろうか。

日本でと書いたのは世界は広く、こんな写真を見つけたから。

フランス・リヨンのテトドール公園内にある『Centauresse et Faune』オギュスタン・クルテ作。珍しい女性のケンタウルス像である(神話上では男性しかいないとされている)Flexikon

オギュスタン・クルテはいつ頃の人か調べてみたがわからなかった。(Augustin Culte かなと思ったのだが、これが違う?)

でも、次の絵はもっと古そうだ。

ということで世界一はないだろうが、日本一ならあり得るのではという結論。

そしてさらに付け加えるならば、黒川画伯の絵には弓に弦が張っていない。
ということはこの弓は呪術的なもので陰陽師が使うような悪霊を退散させるための弓だということが分かる。

すなわち

ケンタウロスで女性でかつ陰陽師

これなら世界初と言っても間違いないのではないだろうか。

ん、陰陽師の弓ってびよよよ~んって音はするんだっけ?そんじゃ、弦は張ってあるのか。鳴弦っていうもんな。

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