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全国大会2012

松本大会、行ってきました。
スタッフの皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

帰ってきてから、仕事に追われ、今日やっと一段落。

気の抜けたレポートになってしまうなぁ。
そういえば、今年は他の方のレポートもあまり見かけない気がする。
みなさん、忙しいのかな。

前夜に「この詰2012」の打ち上げがあると聞いてはいたのですが、仕事の関係で断念。
当日の朝、車で出かけたのですが、久しぶりの中央道、しかも3連休を甘く見ていました。
大渋滞で、しかも途中でガソリンを入れるつもりが、談合坂SAまで何時間かかるか読めなかったので一般道に降りてGSを探したらそこもまた大渋滞。
トンネル過ぎてからは快調だったのですが、妻をホテルにおいて会場に着いたのは詰将棋解答競技の最中でした。

いや、会場に入る前にもちろん入手しました。
今回の目的である「この詰2012」と「信濃路」。

さらに売り切れ間近ということで、オイラ自身も彼方此方に配ってしまって残り1冊になってしまっていたので1冊補充。

以上は販売コーナーで入手。

ロビーで上田吉一さんと数名の方が談笑しているのを発見。その中に高坂さんがいらした。

さらに秋の神戸に備えてチェスの勉強もしようともう1冊頂いた。

これを元に夏の湯河原合宿で小林さんに教えて貰おうという計画。
われながら、完璧な計画だ。

さて、今回の全国大会参加の目的はもう一つあった。
そして、そちらの方もやや強引ながら目的を達成することが出来た。
だけど、まだここに書くのはもう少し後にしておこう。

ただ大学院担当は来年前期までやらせていただくことになったことだけは、報告しておきます。
投稿、よろしくお願いします。

「この詰将棋がすごい!2012」

若島正編集の「この詰将棋がすごい!2012」がいよいよ完成したようです。

『この詰将棋がすごい!』2012年度版 予約申し込みについて

Paradise Books 8『この詰将棋がすごい!』2012年度版は、いよいよ7月に刊行されます。

内容は、上田吉一特集、山本民雄全作品を中心にして、2010-2011年度ベスト詰将棋の他、高坂研、橋本孝治による論考など盛り沢山。本文292ページ、内カラー2ページ。2010年度版と比べれば、ほぼ倍に増量しました。

予約の受け付けを開始します。販売価格は、1冊3500円。2冊までのお申し込みの場合は、送料350円を加算してください。(つまり、1冊なら3500+350=3850円、2冊なら7000+350=7350円となります。)3冊以上の場合は、若島まで送料をお問い合わせください。

お申し込みは、郵便振替にて、JCPS(00900-9-115694)まで。

500部の限定出版で、増刷はしませんので、お早めにお買い求めください。

なお、発送は7月中旬以降になります。

引用元: Problem Paradise.

いや~楽しみです。
オイラは全国大会で購入する予定。

ただ1冊3500円はちと高いと感じる方もいるだろう。
学生さんにとってはかなり痛い出費だ。
「四百人一局集」が2200円というのが奇跡的に安すぎるんだけれども、ついつい比べてしまうかもしれない。

しかし、あえて断言しよう。

詰将棋マニアはもちろん詰将棋ファンだったら、是非とも入手して読むべきだ。

嘘でない証拠に目次を見たまえ!どうだこの内容!この豪華な執筆陣!
ぐぅの音も出まい。
買うしかないことが、これで証明された。

この詰将棋がすごい! 2012 目次
 まえがき 若島 正
第1部 2010-2011 年ベスト詰将棋
 中村雅哉が選んだ 2010-2011 年ベスト短篇20 局
 真島隆志が選んだ 2010-2011 年ベスト中篇12 局
 角 建逸が選んだ 2010-2011 年ベスト長篇12 局
 山田嘉則が選んだ 2010-2011 年ベストフェアリー10 局
 2010-2011 年度 詰将棋関係書全リスト
 書評(『月下推敲』『中田章道短編詰将棋代表作』『小さな絵』『四百人一局集』)
第2部 特集 上田吉一
 上田吉一が選んだ 私の好きな8局
 井上徹也が選んだ 『極光21』ベスト8局
 橋本 哲が選んだ 『極光II』ベスト8局
 上田吉一 ロング・インタビュー
第3部 特集 山本民雄全作品
 作品の部
 解説(小林敏樹+若島 正)
第4部 オールタイム・ベスト詰将棋
 「近代将棋」を振り返る(昭和篇) 高坂 研
 解答者登場! 私の好きな8局 今川健一
 自作解説 小川悦勇
第5部 研究論考その他
 妙手説は1990 年代に復活した 橋本孝治
 TTT on Twitter 
 『この詰将棋がすごい!』2010 年度版補遺
 フェアリー駒・ルール定義
 作家別作品索引
 

撰題の言葉への反応

先日、見知らぬIDの方から、次のようなメールを頂いた。
別に個人的な内容ではないので、全文公開してしまおう。

「『現代詰将棋』活性化及び未来に届けるに関する一考察」 

-「2011パラ11月号、奉納「詰額」を訪ねて漫遊する」に寄せて- 

この度、門脇さん努力により「四百人一局集」は詰将棋文化の継承が四百年と謂うのを意識しました 
奉納「詰額」を訪ねて漫遊するという案には、後人への継承をより楽しくする切掛けになるでしょう 
その奉納作品を決定するに当たり、如何にして候補作を決めればよいか! その決める方法は? 

案件については、年間の発表の全ての発表作の中より、各部門ベストテンを順位と共に決め大賞を選別します 
手段としては、各支部例会にて全発表作品を年間表彰顕彰の対象とし、全支部投票の按分にて決定します 

 彩棋会(札幌)    詰とうほく(仙台)  詰工房(東京)    長野会(松本)   
 駿棋会(静岡)    香龍会(名古屋)   創棋会(大阪)    詰備会・詰陽会(岡山) 
 詰四会(松山)    九州G (博多)     棋楽会(東大阪)   ACT(京都)  他 

詰将棋文化を未来永劫に残すのは、他に詰将棋年鑑と云う手元で見えるものとしても、良いのでは!  
詰将棋全国大会での承認を得て、「年間ベストテン年鑑」の名を著して毎年、全詰連より臨時発行します  
(著作権は全日本詰将棋連盟の権利とし、その売上は全て月刊詰将棋パラダイスに/「詰額」奉納の補助金とします)
全作品の発表が全て整った処で、3月から各支部例会にて候補作を推薦し貰い、各順位付けの決定を5月に取纏め 
5・6月に全詰連及び詰将棋全国大会実行役員により全支部の総計を集計します  
  
 詰将棋全国大会にて、各部門年間ベストテン10作を発表・表彰(看寿賞とは別に)します 
大賞作品を全国大会後、大会近くの神社へ奉納し、順次全国奉納「詰額」していきます 
また大賞には例えば「諸兄賞」などと冠して、価値を高め讃額に華を添えると云うのも如何なモノでしょう 
 
著作権については発表紙事前了承を得て置く必要有るでしょう、まぁ作者には年鑑贈与で了承を得うるとして 
顕彰及び著作権料としては、年鑑の1部を譲与(都合にて半額とかに為るかもしれない)可能であればします 
巻頭或 末尾に各支部例会の推薦人名簿を附記すれば、参画意識として或る程度の部数は事前に見込めるでしょうか 
波及効果として各支部の活性化及び増会を促進、若人の参加、亦 多くの発言の機会が設けられれば尚よし 
古今 和算家の算額を巡る旅とも併せて「全国讃額マップ」等作成すれば、対象も増え少しは盛り上がるやも 

  
- 年鑑抱えて 諸国漫遊 詰額の旅 -  
                              2011NOV                                      
草案 閑雲野鶴関雲長 

一読、なぜこの文章をオイラに?と理解できなかったが、よく見たら「2011パラ11月号、奉納「詰額」を訪ねて漫遊する」に寄せてとちゃんと説明が書いてあった。
そういえば11月号の撰題の言葉で「詰額」って言葉造った記憶がある。
撰題の言葉を書くのは9月の末頃なので、イイカゲンな私は何を書いたかあらかた忘れている。
それでぴんとこなかった。

しかし、刺身のツマのような撰題の言葉でも、このような反応があると嬉しい。
解答の端にちらっと書いてくれる方もいて楽しく読んでいます。
結果稿の中にはなかなか反映できないのですが。

「詰額」の話は、11月号院10深和敬斗さんの【浪漫飛行】の作者感想に触発されて思いついた事です。
これについては2月号の解説まで中身は秘密という事にします。

年間ベストテンとか詰将棋年鑑の話は要望がありますよねぇ。
私も構想は持っていますが、それはまたあとで書こうかな。

この構想が実現化し始めたのは嬉しい限り。
現在、2010年と2011年をまとめた「この詰2012」の編集作業が進んでおり、来年の7月、全国大会で発売予定です。

オイラも1本、原稿を書いても良い事になっているのだけれど、まだ霞のような状況。
「この詰2010」に掲載された「超短編における中合対策の研究」と同様に、このブログでの連載を纏め直して投稿する予定。
来年、がんばろう。

浅慮でございました

いや、なんのことかというと「この詰将棋がすごい2010」に載せていただいた拙稿のおしまい近くでございます。
この原稿ができあがる過程であるweb版「超短編における中合対策の研究」も読んでいただきたく思い、http://kazemidori.oheya.to/wp/というurlを紹介したのでございます。

いや、原稿を書いた時点ではこのことにまったく嘘偽りがございません。

ところが、ゲラを校正していた時点では事情が変わっていました。
10年以上もつきあった貸しスペース業者でしたのに、ここのところサポートが悪く、PCが新しくなりパスワードの再発行の希望にも梨の礫とあって短気な私は契約を解除しました。

そして、この文が日の目を見る頃にはこのurlの場所は消されているな、これはまずいと現在の仮屋の住所すなわちhttp://kazemidori.net/
に書き直したのでございます。

はい。
申し訳ございません。
ここには、その記事はありません。

もし、「この詰2010」の拙稿を読んで、こちらに跳んでいらした方がいらしたら、御免くださいと謝る他はありません。

町田の詰将棋全国大会いってきました

町田が大都会だったのでびっくり。しかも、わりと近かった。

さて、今回の目標だった大学院への投稿3作をげっとするという点は、石黒さんから
「短大への投稿に紛れ込んでいました」と2作もらっていきなり半分以上達成(?)
その後も、確実な所で3作ぐらい。
図面を忘れたけれど思い出したらという1作。
この夏に製作してくれるという約束を3つは獲得したので、目標は達成されたと言っていいでしょう。

これで後期の大学院も安泰だ。

そしてもうひとつ「この詰」の入手。

いや~、これは読み応えがある本です。
ちょっと簡単には紹介できないので、余裕ができたらこまかく紹介します。
というか、買う一手です。

あ、北浜プロの「脳トレ9手詰」は見本しか届かず、ぎりぎり間に合わなかったとかで入手できず。
8月2日の東急将棋まつりの会場でならサイン本が入手できるという情報です。
オイラはあさって本屋で購入する予定。

あすは全国大会

明日は全国大会だというのに糊口をしのぐための仕事に追われ、今日もつい先ほど帰宅。
疲れていていまひとつテンションが上がらない。

とりあえず明日の目標は…

  • 「この詰」を入手する
  • 大学院への投稿作を3作げっとする

この2つでいいや。

名刺も去年のソノママでいいや。あ、アドレスが……。

「この詰2009」の全容が明らかになった!

柳原裕司さんから、メールをいただいた。
第2代詰将棋パラダイス編集長。
知らなかったという方は覚えておこうw

玉手箱、いつも楽しみに見ています。
ちょっぴり、鶴田時代の誌面を思い出させて
くれるところが好きです。

最近「饗宴世代」の方々がとても元気で
嬉しく思っています。

長い冬眠生活の私ですが、
「この詰2009」の予告を見て
思わず飛び起きたひとりです。
これは・・・すごい。
マニアの私にはあまりにも刺激が強すぎます。

発刊まで、これほど待ち遠しいと
思ったのは現役以来です。
こういうのをずっと待ってました。
小泉さんの論考も楽しみです。

おお、「この詰」の企画がベールを脱いだのですね。
これで堂々と(?)「この詰」について書いてもいいんだ。
(今までもtwitterではつぶやいていますけど(^^))

『この詰将棋がすごい! 2009年度版』予告
Paradise Booksの1冊として、『この詰将棋がすごい! 2009年度版』の編集が進んでいます。ここでその内容を公開しておきます。本体130ページほどで、販売価格2000円の予定。発行は6月。
 以下、カッコ内は執筆者を表します。

第1部 2009年度ベスト詰将棋

*短篇ベスト12局(原亜津夫)
*中篇ベスト8局(安江久男)
*長篇ベスト4局(伊藤正)
*フェアリーベスト8局(山田嘉則)

第2部 オールタイムベスト詰将棋

特集1 巨椋鴻之介
*巨椋鴻之介インタビュー(聞き手:小林敏樹、角建逸、橋本哲、若島正)
*巨椋鴻之介の好きな8局
*巨椋鴻之介ベスト8局(橋本哲)

特集2 森田拓也
*森田拓也インタビュー(聞き手:伊藤正、若島正)
*森田拓也の好きな4局
*よみがえる「北斗」と「長城」…修正図2作

企画1 ライバルを語る
*高坂研のベスト4局(市島啓樹)
*市島啓樹のベスト4局(高坂研)

企画2 解答者登場
*秋元節三の好きな4局(秋元節三)

企画3 テーマ評論
*超短篇における中合対策の研究(小泉潔)

企画4 作家を再評価する
*小川宏ベスト8局(小林敏樹)
*OT松田ベスト4局(伊藤正)
*高木秀次ベスト8局(若島正)

第3部 創刊記念スタッフ座談会

*出席者:小泉潔、高坂研、小林敏樹、角建逸、橋本哲、原亜津夫、山田嘉則、若島正

http://blog.zaq.ne.jp/propara/article/47/

柳原さんが飛び起きたのもむべなるかなというべし。
若島さんが昨年の全国大会で高坂さんや小林さんに配っていた企画案をのぞき見した途端、絶対に読みたくなった。

そしていままでずっと読みたい。

実は小林さんの推薦でオイラの原稿も拾ってもらったので、ゲラを読むことは可能なのだが、我慢できなかったいくつかを除いてあえて読まないで我慢している。(正式スタッフでないから、校正する義務はない。たぶん)

ちゃんと本になってから一気に読むんだ。

きっと発売は全国大会だろう。

今年は東京。楽しみだ。