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詰将棋入門(63) ブルータス手筋を馬鋸で

川崎弘 『北斗』第57番 詰パラ1955.4


33手詰。

こう聞くとはじめてこの連載を読む方だったら「難しそう、とても無理」と怖じ気づくに違いない。
しかし、この連載をはじめから通読してきた方なら、「あれ?手は限られているし、いかにもな59角・48香の仕掛。これは案外易しいかも。」となっているかもしれない。
ヒトというのはいつの間にか急激に成長してしまうものなのだ。
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詰棋書紹介(8) 北斗


北斗 著者:川崎弘 将棋天国社1986.10.10

言葉というものは生き物だ。
筆者もいろいろ試みているが、未だ詰将棋界に定着した用語は一つもない。
巨椋鴻之介の「フォルム」や「フィギュール」も定着する様子はない。

川崎弘はこう書いている。

「不利感」の概念と用語を詰棋に導入したのは私。

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