かくのぱずる【角のパズル】
かいてんおい【回転追】
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角のパズル
 角という駒のダイナミックな動きと不自由さ。 これを活かしてここの妙手ではなく,詰の構図とそれを どう作るかを考えさせる作品を集めてみました。


小島茂 
詰将棋パラダイス 1980-2
 どうやっても打歩詰になってしまいそう。 それを解く鍵が2枚の角をどう使うかになっています。

柳原裕司 
詰将棋パラダイス1983-8
 厳密にいえば,角と銀のパズルでしょうがお許しください。 本当に可愛らしい作品で,「なつこだち」の項の山本昭一氏作と同様 図面も暗記できますから詰将棋を知らない人に並べて見せるのに最適な作品です。

本郷昌幸 
詰将棋パラダイス1977-4
 初手から最終手まで間然する所なし。 2枚の角をどこにどうやって配置するか。 こういう作品を私も作りたい。

明石六郎 
詰将棋パラダイス1993-2
 柳原作とそっくりだが,打歩詰を絡めることによって こんなに膨らんだ。両作とも捨てがたい!

上田吉一 
詰将棋パラダイス1980-1/1981【極光】第50番
 また上田氏が登場。このままでは【極光】全部紹介してしまうのではないかと 心配になってきたが……。
 鑑賞していただけたら,おわかりのように上の作品の総ての要素を 含み,しかもこの簡潔な配置で華麗な収束で実現しています。
 いったいどうしたら,このような作品が創れるのか。 空間の広がりかたによる微妙な特異性を感じ取り, 駒一つ一つの力の及ぶ範囲を体に染み込ませていないと創れないように思います。 単に,論理構築能力だけでは及ばない世界という印象です。

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回転追
 楽しい回転追いの趣向作品です。ここには小さくダイヤモンド型にまわる 作品を集めました。


小川悦勇 
風ぐるま 1954-1
 角の周りをぐるぐるまわります。追いかけるのは勿論飛車になります。 最後の所,37龍で47龍という手も成立しますが,小キズでしょう。

山田修司 新水車
近代将棋1965-5/1998【夢の華】第55番
 前半自分の飛車の周りを,後半敵の角の周りを回転する。 それにしても,見事な仕上がり。
 本作を越える最少の回転追いの作品は今後産れるかどうか。 青年の果敢な挑戦に期待したい。

明石六郎 
詰将棋パラダイス 1989-6
 飛車の周りを回転します。楽しい一幕物。 舞台の中できりっと収束するあたりもしゃれています。

小川悦勇 
風ぐるま 1954-1
 大駒3枚を回転に使ってしまいますから残りは飛車1枚……。 なんて,創るほうの苦労を考えるのはさておいても, 何度も盤に並べて楽しみたくなる作品です。

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