もうだいぶ前から書庫が機能を果たさなくなり、仕事部屋にも消臭作業中の古書が積まれるようになって、我が家の検索機能はすでにほどんど停止状態。
煩悩を断ちきって本棚を整理し、処分するものは処分していかなければ、もう新しい本を出すこともできない。
本棚にあるのは、大半は「読みたいな・読まなくてはだな」と購入した本。ほんの少し、読み終わったら愛着が湧いてしまって捨てられなくなった本。今まで読まなかった本はこれからも読まない可能性が高い。(定年退職したら読もうと思っていた)
図書館で借りた本の方が、返却期限があるから真面目に読むんだよな。で、今日はまず大きくて場所をとる画集関係からズバッといく気持ちで満々だ。
士郎正宗『古今伽姫草紙集』
「アップルシード」以来カリスマ扱いの士郎正宗。
こういった画集しか出さなくなって久しい。
これはステイ!
士郎正宗『BALLISTICS』
「アップルシード」のカバーラフが収録されている。
これは手放せない!
士郎正宗『W TAILS CAT 1』
いろいろエロい状況の絵を描いているのだろうが、士郎正宗の描く女の子ってまったくエロくないんだよな。
これはヤフオクに決定!(メルカリだとサイズが大きいので送料がかかりそうだ)
鶴田謙二『ひたひた』
あの長生きする(?)女の子のマンガはいつの間にかどこかに行ってしまった。
それじゃぁ、こちらは残しておこうか。ステイ!
江口寿史『KING OF POP』
諸星大二郎『世界伝記行』
孫悟空が好きなので『西遊妖猿伝』ははずせない。
なかなか新しいのが出てこないのでついつい買ってしまった本。
しかし、諸星大二郎はそんなに絵が巧い作家ではないんだな。
中国に取材に行った話のマンガも、こういうのを期待していたわけではないので微妙だ。
しかし、後の方のキャラクター集は新刊が出たときに古い本を初めから読み直さなく良いから便利かも。
ペンディングにしておく。
吉田良『ARTICULAETD DOLL』
画集というより写真集か。
球体人形作家のなかで、一番好きなのが吉田良だった。
サイン本だし、これもステイかなぁ。
ミロコマチコ『いきものたちの音がきこえる』
こんな動物たちの絵。オイラにはひっくり返っても描けやしない。
いつかホンモノの絵を買って、それを飾れるくらい広い家に住むことができるだろうか。
否だ。
ではこの小さな画集で満足することにしよう。ステイ。
藤城清治『光の祈り』
ケロヨンのイメージが強い藤城清治だが、那須の藤城清治美術館を訪れて、それだけではないことを知った。
反射光で眺めるのが普通の絵画だが、透過光で眺める影絵の世界というのも実に美しい。
それをまた反射光で読む本にするのはさぞかし大変な作業だったことだろう。(印刷技術者が)
これも、もう暫くは手元に置いておこうかな。
イリヤ・クブシノブ『ERERNAL』
イリヤ・クブシノブ『MOMENTARY』
少佐のイメージがあるからだろうか、イリヤの描く可愛い女の子にはどんな時代のどんな境遇でも逞しく生き延びる強さが潜んでいるような気がする。
よむ『Paint it, Black』
オイラも読む先生に黒タイツについて開眼させられた一人。
誰か黒タイツの描き方指導してくれないかな。ソフトは何を使えばええの?
村田蓮爾『Futurelog』
村田蓮爾『PRISMTONE』
付属品の数が少ないまん丸い顔の女の子。
そこに生命を吹き込む魔法のような手腕。
江口夏実『獄彩絵画』
お勧めの落書きマンガ『鬼灯の冷徹』。
カラーで大きくて嬉しいんだけど、まだ全然処分していないので、これはヤフオク行きか!
士郎正宗『INTRON DEPO 1』
これはまだ手描きの時代の画集なんだよね。
当然「アップルシード」も「ブラックマジック」も「攻殻機動隊」も「ドミニオン」も「仙術超攻殻ORION」も登場。
こ、これも手放すことはありえないぃぃ。
ヤフオク行きが2冊だけ……。
初回からこれはやばいな。
もっと修行せねば。
そんでは追加で『BALLISTICS』と『ひたひた』もヤフオクに。
さらに『世界伝記行』と『光の祈り』はメルカリに出す!