第6問 風みどり
正解 94馬、18玉、72馬まで3手詰
◇91香が99飛を狙っているので必然の初手。盤面を広く見ましょうという学びにはなるかな?
松崎一郎 嘶く!
◇……何と読むのでしょう? 「いななく」?
占魚亭 馬でブロック&狙撃。
negitarou 攻方・馬の長距離移動!
まつきち 馬の大移動から回転に拍手。
奥鳥羽生 軽やかに 大旋回し 天馬かな
ぎょうざパン 馬が大きく動くところが気持ち良いです。
小林敏樹 ぶん回し。駒数抑えるならこんなものでしょう。
中村丈志 馬の長距離移動が良い。飛車を取らせる筋かと迷わされた。
◇48馬、99香成、37馬は17銀がいるので失敗。
第7問 negitarou
正解 21金、同玉、53角(成)まで3手詰
◇初手に角を開くと21香合で失敗する。持駒が桂ならば44角成~23桂で詰むのだが。53角成で31に利きを加えることを見越して21金と捨てて玉を近付ける。
占魚亭 21合を封じる。
negitarou 自作(準両王手です)
奥鳥羽生 最終手 妙手生かと 思いきや
小林敏樹 開き王手の例題にはいいですね。
まつきち 合利かずの形に持ち込む。(71角を馬にすれば手順限定できるが…。成駒なしの初形にしたかった?)
第8問 奥鳥羽生
正解 45金、同銀、37龍まで3手詰
◇36飛成とできたら簡単だが、34飛は成れないので36飛、45玉と躱(かわ)される。手に銀はあるしまだまだ追いかけまわせるが、これは失敗。「逃げ道に先着」の筋は実戦でも応用が利くと思う。同玉は36龍まで駒余り。同香は36飛まで駒余り。詰将棋の解答は駒が余らない順を書くので、上記の順が正解となる。
占魚亭 銀の利きを消す。
まつきち 46銀は取れない。
ぎょうざパン 裏口から攻める感じが面白いです
negitarou 攻方・歩が地味に良い仕事していますね。
小林敏樹 同香に36飛までの変化は少し新鮮に感じました。
中村丈志 すぐにでも詰みそうなのにこれしかないのは不思議。
第9問 奥鳥羽生
正解 26龍、同玉、27馬まで3手詰
◇36玉と逃げられると厄介そうに見える。そこで19馬、36玉、25龍で詰めば簡単なのだが28歩という捨合の技がある。19馬、28歩、同龍、46玉、48龍、56玉でこれは大海に逃亡成功。
◇「46玉と逃げられたときに詰ますには」と考えると26龍という手が見えるかも知れない。26龍に46玉なら35歩までピッタリ詰む。
★★★★
中村丈志 歩突きが良い。
まつきち 19馬の紛れが強烈。
negitarou 二手目・4六玉の手順が好きです。
ぎょうざパン 2手目46玉の方が詰上がり面白いですね。
稲月健一 作為は2手目46玉からの突き歩詰でしょうか?
松田圭市 そっぽ行きが上手いと思ったが、ズバッと26龍だった。
占魚亭 36歩を取らせない。突歩の順(作意?)が良いですね。
小林敏樹 ありがちな手順ですが、35歩までの詰上りで45に馬が効くのはいい感じ。
◇2手目同玉/46玉/38玉のどの順を答えても駒は余らないので正解になる。解答者は46玉が人気のようだ。
◇この筋をこれだけ簡潔に表現した作品は記憶にない。最近は駒数を減らすためだけの双玉も市民権を得ていると思うので次図のようにするのも一案か?
第10問 negitarou
正解 71角成、同玉、93角(成)まで3手詰
◇第4番の姉妹作ですね。初手捨駒をして両王手で詰上がる。こちらの方が普通の発想でしょう。星をげっとしています。★
◇ん、2つをつなげると五手詰になりますね。
ぎょうざパン 今回は両王手で詰上がり
奥鳥羽生 けりつけし 捨駒からの 両王手
占魚亭 両王手が作意だろうけど、個人的には72馬が好み。
小林敏樹 両王手物だけど、変化が2つ付いてうまく作られています。
まつきち 4番の姉妹作だったのかな。(75角は馬にしたい。3手だからこそ最終手でも非限定はなくしたい)
◇最終手の成/不成非限定はできれば避けたいです。が、本作の場合もっと気になるのは初手の成/不成非限定。というのは不成だと五手詰になってしまうので余計に余詰感が強まるのです。これも五手詰にしてしまう案もありますね。
読むのは5作では物足りないかも知れませんが、書くのはこれくらいが丁度良い感じです(^^)。
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お疲れ様です。
【第10問】ですが、初手は完全に成限定のつもりでした・・
素検です。失礼しました。