15名の方から解答をいただきました。ありがとうございます。
それでは結果発表をはじめましょう。
第1問 風みどり

正解 12金、同銀、44角まで3手詰
21金だったら詰まなかったのに、やはり銀の守備力は弱いですね。
ミーナ 幕開けにぴったり
松崎一郎 飛角の見事な協働。
あああああ 同玉には飛車、同銀には角。
negitarou 二手目・同銀の手順が好きです。
川蝉 三手詰祭の幕開けにふさわしい簡素な一局。
占魚亭 金で玉を釣る。同銀の場合は角のレーザー照射で仕留める。
第2問 negitarou

正解 12歩、同玉、25桂まで3手詰
三手詰で「持駒歩」を出題するのは勇気が必要です。(嘘です)
紛れがないのでせめて変化はほしかったですね。
松崎一郎 一歩値千金。
ミーナ すぐ25桂は12歩が限定合
あああああ 叩いて釣り出せば、合効かずにできる。
占魚亭 バッテリーを開く前に下拵え(歩で叩いて12歩合を潰す)。
negitarou 自作(準両王手です)、第8回三手詰祭の第7問の姉妹作です。
洲崎童波 3手詰と分かっていて持駒が歩だと初手一択になるのがツラいところ。
第3問 negitarou

正解 18歩、同玉、19飛まで3手詰
三手詰で「持駒飛歩」。これで初手飛車だったら驚きなのですが。
松崎一郎 フー!ヒー!。
占魚亭 角の睨みが活きる。
あああああ こちらも叩いて飛車の危険地帯へ誘う。
ミーナ 27飛は16玉でも詰まないが18玉で打歩と胸をはりたい
第4問 竹野龍騎

正解 13香、12飛、23桂まで3手詰
2手目他合は21歩成まで桂馬が余ります。作意は飛合限定は間違いありません。
では13香、12合、23桂までという答案の採点はいかにすべきかはまた別の問題。本催しでは解答審査はしていないので無問題。
松崎一郎 飛合限定の妙。
negitarou 二手目は飛合が正解!
ミーナ 15香は14角でしびれる
あああああ 3手詰としては最少(?)レベルの駒数で限定合。
占魚亭 21歩成を防ぐ2手目飛合。シンプルな構図で出来ているのが良いですね。
洲崎童波 この催しでは必ずと言っていいほど限定合の問題が出ますが、4問目は史上最速かも?
三手詰祭は盤面駒数>持駒数>面積で配列を決めています。
それぞれの間駒を最小駒数で出すという催しが昔ありましたっけね。
第5問 川蝉

正解 56飛、65玉、74角成まで3手詰
持駒なしの正飛角図式で成駒もない純飛角図式でもあるので、貴重な純正飛角図式です。(この用語を使っているのは筆者とミーナさんだけかも)
類似作は数多ありますが同一作検索には引っかからなかったのでセーフ。
★★★
松崎一郎 角成の対称美。
ミーナ うつくしい純正飛角
あああああ 角を左右に振って詰ます。
堀口一雄 敢て角を取らせる初手がウマい。
洲崎童波 飛角図式もまだまだあるものですね。
negitarou 厳密には違うけれど左右対称形の雰囲気。
空貴人 持ち駒なしで3手詰の飛角図式で好感の持てる手順と詰上り
占魚亭 無防備図式+飛角図式。この形で纏めたことに価値あり……かな。
川蝉 36飛は持駒にした方が良かったか。
上谷直希 非効率的に見える駒の使い方。
第6問 negitarou

正解 29香、17玉、18飛まで3手詰
詰め上がりは」。2手目の間駒が気になった方が何人か。
洲崎童波 2手目合駒は有効?
川蝉 一瞬28香に誘われた。
松崎一郎 車(香飛)で追う(王)。
あああああ 飛車を邪魔しないように29から。
占魚亭 離して打って飛の通り道を塞がない。
ミーナ 終形がきれい。28合は有効ですが、無駄合と同等に扱うという意味で、(私は)みなし無駄合と呼んでます。これが最終手なら問題ないのですが、途中局面の場合は疑義が生まれます。アリ、ナシどっち?
手数長きを正解とする塚田ルール以降、間駒は基本的に有効です。作者は自分の判断で「これは無駄合」と感じたら投稿する権利があります。解答者は「無駄度が少ないな」と感じたら評価を落とす権利があります。(無理に落とす必要もない)
ミーナさんは2手目間駒なら同香と取れたら無駄合、本作の場合は同飛なので有効合という判断でしょう。
第7問 negitarou

正解 34桂、11玉、33馬まで3手詰
捨駒がない三手詰。34桂と打ちたいところで14桂ならともかく、34桂が作意です。詰将棋とは何かを考えさせる問題。
あああああ 31玉に備えた桂打。
占魚亭 一応紛れはあるけど素直すぎるかな。
洲崎童波 左右どちらから打つか考える余地があるのは良いと思います。
ミーナ これは22玉 24馬 持駒銀桂の有名収束からの派生 守備駒が仇
第8問 negitarou

正解 32金、52玉、72角成まで3手詰
初手は32金以外は逃がしてしまいそうです。51玉は63角成まで。こちらは44銀が何の仕事もしていないので、作意は52玉でしょう。星を得たのには驚きました。
★
川蝉 初手32金に抵抗感がある。
ミーナ 2手目で角成の位置が変わる
堀口一雄 初手の俗手、中々見えなかった。
あああああ 51玉と52玉で成り場所が変わる。
占魚亭 逃げ場所の違いにより角の成る場所が変化。
第9問 negitarou

正解 11角成、同玉、32桂成まで3手詰
大駒捨ても入ってかなり詰将棋らしくなってきました。
しかし初手に王手は3通りですが22角成と32桂成は紛れといってよいか意見が分かれる王手です。また変化はなし。2手目は同玉の一手です。
あああああ 素直に角から。
洲崎童波 紛れがほしいです。
占魚亭 気持ちのいい一直線。
川蝉 スカッとさわやか19角成。
ミーナ 桂成から入ると 同玉で脱出
第10問 negitarou

正解 24飛、18玉、28角成まで3手詰
初手が forced つまり紛れなし。2手目の変化は46合と18玉とかろうじてありますが、46合は同角成の余詰もあり。作意の18玉も28角成以外に29金・28金・19角成でも詰むという瑕疵。満身創痍とはこのことでしょうか。
占魚亭 これはズルい(笑)。
あああああ 王手が掛かっているので24飛。
洲崎童波 初手が自明でないように作りたい。
ミーナ これはアウトかなあ 初手絶対で、3手目余詰はきびしい
第11問 上谷直希

正解 89角成、同香成、91龍まで3手詰
下谷でもU谷でもなく、本名で参戦してくれました。ありがたいです。
11龍は飛でなく龍、12角は馬でなく角である理由はおわかりでしょうか。作者の狙いも解答者にきちんと伝わっているようです。
作者 3手詰では先後で3回着手があるが、その合計の移動距離をできるだけ長くしようとするとどうなるのかと考えてみた。本作は7マス+8マス+8マスの23マス。合駒制限などしない配置ならば最大か?(双玉ならばより増やせるかもしれないが、パッといい構図は思いつかず)
洲崎童波 ダイナミックです。
negitarou 角と龍が大きく動く。
堀口一雄 香を移動させる初手。
小林敏樹 角7+香8+龍8=23
占魚亭 気持ちのいい線駒の3手連続最遠移動。
あああああ 総移動距離がとんでもないことになっている。
ミーナ 最長移動距離 成生限定に気をくばっているところが渋い
有吉弘敏 3手詰における攻方・玉方合わせた駒の移動距離合計の最大値という事ですね。
第12問 竹野龍騎

正解 15香、14角、22龍まで3手詰
2手目他合は11桂成まで駒余りになります。
あああああ 今度は角合。
negitarou 二手目は角合が正解!
松崎一郎 愛(合)は、すべてさ。
川蝉 2手目の角合にドキッ。
占魚亭 11桂成を防ぐ2手目角合。
ミーナ 11香は変同防止 限定合に文句はないんだけれど、14合。22龍までをバツにするのはどうか、といまでも思っている
発表時には使用ルールの明記が必要になってくると思います。さらに解答審査ルールもその後で必要になってくるかもしれませんね。
第13問 竹野龍騎

正解 23龍、22飛、33桂まで3手詰
4番と似ていますが、2手目22飛は「間駒を打って勢力を増やせるのにあえて間駒せずに移動合ですます」という意味で妙手感が追加されています。22間駒は31歩成までで持駒が余るのはもうおわかりですね。
ミーナ 24龍は12から脱出
negitarou 二手目は移動合が正解!
川蝉 2手目22飛がいい狙い。
あああああ 飛車は品切れなので移動合で。
占魚亭 31歩成を実現しようと考えてはいけない。
第14問 上谷直希

正解 43角、26玉、53角成まで3手詰
作者 初手52角打は26玉。このタイプの限定打も1回はつくってみたかった。
その気持ち、よくわかります。筆者にも短打ですが1作あります。なぜ短打にしたかというと間駒の無駄合感を出すのが難しかったので。
洲崎童波 26玉に備えた限定打。
川蝉 43角の限定打が見事。
negitarou 初手は角の限定打ですね。
占魚亭 角の盾または飛を釣る餌。
有吉弘敏 2手目34合が若干・・。
堀口一雄 53角成を可能にする初手の限定打。
あああああ 鋭い限定打。捨合はどうなんだろう。
ミーナ これは普通の変長 ダメとはいわないが…
小林敏樹 2手目34合は変長っぽい。シナトラ作(集成第1集44番)がよくできていた。
上谷直希 ※自作 今見ると変長なような気がしてきたけど正誤判定する場じゃないからセーフ?
2手目34合は同角成、26玉、35馬まで5手駒余り。3手目王手した駒で同角成ととってその駒が余っているのだから昔だったら文句なく無駄合で済みました。しかし最近は34捨合に13飛の利きの遮蔽をという限定打の目的を阻害するという有効感が強く、引っかかる解答者も増えてきたようです。
なお42角は2手目同飛の場合を考えてのことだと思いますが、それでしたら51馬という案をお進めします。筆者の感覚では2手目より3手目の成生非限定の方が気になります。
第15問 シナトラ

正解 56金、同と、44飛成まで3手詰
2手目の変化3通りに飛・角・金で仕留めるのが狙いかなと思ったのですが、違いました。
★
作者 紛れで2種類の逆王手
negitarou 頭金から攻める。
松崎一郎 飛角の王手は角飛で逆王手。
川蝉 金の打ち場所探しが楽しい。
占魚亭 3つの変化、4種駒で仕留める。
有吉弘敏 初手37角は46飛合で逃れる。
あああああ 飛合、角合の逃れ順をくぐり抜けて詰ます。
小林敏樹 最終手が限定になっていないのは作者らしくない。
洲崎童波 逆王手限定合による逃れ×2ということでしょうか?作意手順の方はあまり冴えず。
ミーナ 角には飛 飛には角 プロがつくるとひと味違う。54歩合が5手かかるのは玉に瑕
初手53飛成に54合は37角、46飛、66金まで5手。そこで54角合が限定なのですが、こっちにも飛合がでてくるので狙いに気づきにくかったかも。