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詰将棋のルール論争(3) 余詰の禁止(つづきのつづき)

1 詰将棋の範囲

余詰=不完全ということですから、余詰の範囲を定めると言うことは詰将棋の定義を定める重要な要素であるわけです。

1-1 余詰の禁止

誰もが了解している「余詰の禁止」からして、実はけっこう意見の違いはあるんだよという展開をしている途中です。すこしペースアップします。

1-1-3 最終手余詰

【図7】

    33飛成、12玉、22龍まで3手詰
    33飛成、12玉、22金まで3手詰

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更新情報

  • 角ブックスの本がつみき書店でも扱えるようになりました。
  • 酒井克彦、中野和夫、赤羽守、般若一族、三輪勝昭、海老原辰夫、そして中篇名作選。
    どこからもかかってこいというラインナップですね。
  • 近藤郷「小さな絵」は売り切れです。
  • 角ブックスではありませんが、松田圭市「すなどけい」は出版社がなくなっていました。著者も在庫を持っていません。
    良い本なので(本の造りは以前に書きましたがオカシイですが、作品は素晴らしい。)残念です。
    手持ちの2冊を古書として近いうちに出品します。短篇が好きな方はお見逃しなく。

詰将棋のルール論争(2) 余詰の禁止(つづき)

1 詰将棋の範囲

1-1 余詰の禁止

誰もが了解している「余詰の禁止」からして、実はけっこう意見の違いはあるんだよという展開をしている途中です。

1-1-2 打点非限定

【図3】

これは打点非限定の中でも、以遠打と呼ばれているものです。ある点から遠ければ良いという種類の着手非限定ですね。
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