岡田秋葭 将棋月報 1942.9
伊藤看寿の「裸王」より序盤が難しい。
本日は詳細に解説する。
続きを読む 詰将棋入門(30) 裸玉ふたたび
超弩級の作品集である。
今まで1冊で最も多くの詰将棋を掲載しているのは信太弘「詰将棋工学母艦」の1000局だと思う。(浦壁さんから反論が来るかな?)
しかし工学母艦はアンソロジー。
この「詰の花束」は個人作品集なのに618局も載っている。
コストパフォーマンス最強である。
続きを読む 詰棋書紹介(11) 詰の花束
「詰将棋入門」を書いていて、これは入門の範囲をちょっと超えているから書くのは止めよう、ということがある。いや、そうじゃないな。入門だからよけいなことをごちゃごちゃ書かないようにしたい、この方が正しい。わかっていても、ついつい余計なことを書いちゃうんだけどね。
続きを読む 詰将棋雑談(1) 「死と乙女」
プロ棋士の(引退されても過去形にしなくてよいんだよね)伊藤果八段の詰将棋作品集。
プロ棋士の本だったらamazonで買えるのではないかと考えられるかも知れない。
でも、伊藤八段にはamazonでは買えない詰将棋の著作が2冊ある。
1冊は野口文庫の「残影」1976.3.10。
そしてもう1冊がこの「詰のオルゴール」将棋天国社 1996.7.1だ。
続きを読む 詰棋書紹介(9) 詰のオルゴール
本作は将棋月報の廃刊号に載ったため解答発表がなかったという。(心痛む)
近代将棋で再発表されたとのこと。
テーマはエントリーのタイトルに書いてしまったが邪魔駒消去。
この作品は三百人一局集で門脇さんの紹介で知った。
傑作だと思う。
初見の人はラッキーだ。自力で解けるのだから。
続きを読む 詰将棋入門(27) 邪魔駒消去
twitterで出した問題です。
こちらにも記録しておきます。
私家版詰将棋解答選手権(おれ初級)(pdf)
私家版詰将棋解答選手権(おれ一般戦)(pdf)
答合わせしたい方は 続きを読む 私家版詰将棋解答選手権 風みどりの出題
Tweet言葉というものは生き物だ。
筆者もいろいろ試みているが、未だ詰将棋界に定着した用語は一つもない。
巨椋鴻之介の「フォルム」や「フィギュール」も定着する様子はない。
川崎弘はこう書いている。
Tweet「不利感」の概念と用語を詰棋に導入したのは私。