「4_ぐだぐだ独り言」カテゴリーアーカイブ

風みどりの詰将棋と関係ない話(42) 学園漫画あれこれ

 読者諸賢は学園ものというとどんな作品を思い出しますか。筆者はまずは、ちばてつや『ハリスの旋風』、萩尾望都『トーマの心臓』、どおくまん『嗚呼!!花の応援団』、宮下あきら『魁!!男塾』、松井優征『暗殺教室』……いろいろありますが、今日取り上げるのはもっと学校(大学)の特徴に焦点を当てた作品です。
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近況など雑多に(10)

エスカレータで歩かない

 東京ではいつ頃からなのか記憶は定かでないが、エスカレータの右側を空けて乗るのが「マナー」とされるようになった。大阪では逆で左側を空ける。

 空いているときは良い。しかしラッシュ時や列車から客が降りるときなどは一時的に混雑する。そういうときでも右側を空け左側に乗るために長い行列ができることがある。これは非効率だ。なぜ無駄にせわしない数人のために輸送効率を半分以下に下げる必要があるのか。両側に乗れば大勢の人が待たずに移動することができる。
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風みどりの詰将棋と関係ない話(41) 移動教室の思い出

 中学校には移動教室という子どもを連れて宿泊するという行事がある。自然に触れたり、調理実習をしたり、子ども達が一緒に眠ったり、文科省(当時は文部省かも?)も一時は「7泊8日でやるとよろしい」と推奨していた。しかし7泊8日なんて教員の体力も家庭状況も許さないし、3泊4日が普通だったようだ。今は東京都ではさらに縮小されて2泊3日が多いのではないかな。(真面目に調べたわけではない)

 若い頃は体力があったので3泊4日でも「足りない」という感覚だった。K区に勤務していた時は専用の宿泊施設が八ヶ岳の麓にあった。そこで坪庭から北横岳に登らせようと計画を立てた。初日は移動途中で足慣らしの小さな山(名前も忘れた)。2日目は車山から七島八島のハイキング。そして3日目にメインディッシュの北横岳登山である。6年間勤務したので2回チャンスはあったが、結局一度も北横岳には登れなかった。中日の2日とも晴天に恵まれる、ということがなかったからだ。1日でも雨に降られると削られるのはなぜかメインディッシュの北横岳。なので4泊5日だったらチャンスが3日あるわけで1日はぼーっとする予定でもいける!と考えていたわけだ。
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『紅玉』の解説から

昨日の門脇さんの「手順の解説が少ない」で思い出した話をもう一つ。

詰将棋入門(212)で小西逸生の「46角」という作品を紹介した。

小西逸生『紅玉』第55番 近将1958.9

46角、22玉、11銀、21玉、31角成、12玉、13角成、11玉、
22馬左、同金、23桂、同金、12歩、21玉、31歩成まで
15手詰

この作品についての『紅玉』に収められている解説が面白かったので紹介する。
そんなに長くないので全文引用してしまおう。
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