「小西逸生」タグアーカイブ

詰将棋創作チョー入門(37) 金頭桂でつくってみよう

三手詰祭はまたしばらくしたら開催しますが、この年末は今度こそ(?)詰将棋創作のチョー初心者の方にも参加してもらえる課題を用意しました。

今回の創作課題は金頭桂の手筋です。

○○桂、同☖、○○金までで終わる詰将棋を作ってください。

金頭桂の手筋というのはおそらく最も有名な詰将棋の手筋。
世界最古の詰将棋にもこの手筋は登場した。(詰将棋入門(15)最古の詰将棋を参照のこと)

基本形は次図。


23桂、同金、12金まで3手詰
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詰将棋つくってみた(108) 課題24:罠のある詰将棋

課題24:罠のある詰将棋を作ってください。

無解者と誤解者は違います。
無解者は「解けなかった」ということですね。
誤解者は「解けた!」と思っていたけど結果発表をみたら「あ~れ~間違えていた」ということです。

無解者を生み出す難問を募集しているわけではありません。
誤解者を生み出すことを狙った作品を募集しています。

具体的には偽作意を持つ作品ということです。

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は11月29日(火)
  • Judgeは鈴川優希さんです

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『紅玉』の解説から

昨日の門脇さんの「手順の解説が少ない」で思い出した話をもう一つ。

詰将棋入門(212)で小西逸生の「46角」という作品を紹介した。

小西逸生『紅玉』第55番 近将1958.9

46角、22玉、11銀、21玉、31角成、12玉、13角成、11玉、
22馬左、同金、23桂、同金、12歩、21玉、31歩成まで
15手詰

この作品についての『紅玉』に収められている解説が面白かったので紹介する。
そんなに長くないので全文引用してしまおう。
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詰将棋入門(212) もう一マス遠くから

小西逸生『紅玉』第55番 近将1958.9

小西逸生といえば解答者心理を的確に読みきった職人芸の短編手筋物がもう芸術の域に達している作家だ。
しかし実は芸域はもっと広い。いくつか作品を紹介していきたい。
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詰将棋つくってみた(19) 課題5:溜めて捨てる

今月はキッズチャレンジの締切が月末にありますね。
小学生はキッズチャレンジに。
小学校を卒業してしまったけれど、詰将棋をつくってみたいという方はこの「詰将棋つくってみた」に投稿してください。

課題5:打った駒を後で捨てる詰将棋を創ってください。
((1)駒を打つ手(2)その駒を捌き捨てる手の2手が含まれていればOK)

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