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長編詰将棋の世界(24) やけくそ中合と馬鋸

2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。

選題の言葉(2010.12)

 一年て実に早いものですね。忙しい師走はやさ院で和んでください。
 前回のやさ院は300手近い大作を出題してしまったが、今回は正真正銘の「やさしい」大学院。多数の解答を待っています。非手数順です。ご不審なきよう。
 広瀬作はまさにコロンブスの卵。桂合がないことは初形を見れば明らかですね。
 中出作は前半はちと考えさせられますが、後半は爽快なドライブが楽しめます。
 佐藤作は歩図式で手数も一番短いが、合駒の綾もあり、ちと手応えあり。しかし作意は明確なので慣れた人には簡単なはず。
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