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幻の三重衝突

詰将棋の歴史において「三重衝突」といえば、「呪われた夜」「メガロポリス」「新世界」というのが常識だ。

「Limit7」を読んでくださった方ならば、1956年に「21玉/持駒飛金4」で同一作の三重衝突事件が起こっていた事もご存じだろう。

今回の話はそのような話とは、ちょっと違う。ゆめゆめ期待しないように。

「Limit7」の目途が立ってきて次の企画をいろいろと考え、つみき書店の第2弾は「看寿」にしようと決心した。

門脇「詰むや詰まざるや」から45年。

その間の詰将棋の進歩を反映させた解説書がそろそろ出てきても良いのではないか。

題して「図巧とその発展」。

この話を何人かにしてみたところ、概ね「壮大すぎて難しいのではないか」という反応。無論、非力なオイラ一人の手にはあふれるほど余りまくるテーマだが、えーと誰と誰を引き込めば可能性が見えてくるかな……と考えていた。

ところが、ある人から「それ、若島さんが書くって言っていたよ」と教えてくれた。そういえば、何年か前にオイラも聞いた記憶ある!資料を集めるスタッフを集めているという具体的な話まで!!

で、この案はあっさり没になった。

ところが、先日の詰将棋全国大会2019で谷川先生の挨拶の中で新しい企画の発表がなされた。「マイナビから無双・図巧を出す」。

おぉぉ、下手したら三重衝突になるところだった!相手が若島・谷川では歴史に名を残す事もなく粉砕されて終わりだろうが……。

 

全国大会2019@大阪産業創造館

前日のあいも文化交流館での蛸研を含めて2日間だったので、満足感が高いです。

とにかくホテルに帰っても詰将棋のことだけを考えていて良いというのはなんと贅沢な時間であることか。

神戸のチェスプロブレム世界大会を思い出しました。

蛸研の準備をしてくださった近藤さん・柳原さんに感謝です。

そして円熟の大会運営ありがとうございました。創棋会の皆さん、特に事前から色々とご配慮くださった吉松さんに感謝です。

書くネタは山ほどあるのですが、今夜はもう眠いのでとりあえず感謝とお詫びだけにしておきます。

太郎さん、「TAROTRAILS」ありがとうございました。往路の新幹線の中で「この詰2019」の上谷論文を読んでいた影響で、帰宅して最初に開いたのは「TAROTRAILS」でした。

久保さん、「青い鳥」ありがとうございました。「Limit 7」は購入していただいたのに申し訳ない気持ちでいっぱいです。来年か再来年、つみき書店から新刊出たら差し上げます。(忘れなければ)

そうだ、「Limit 7」を購入してくださった皆さん、ありがとうございました。

大会参加者は概ね献本さしあげた方が多数だろうし、ほとんど売れないだろうなと思いつつ、いやマニアだったら自分用・保存用・布教用の3冊は買うだろうし、会場で献本する可能性もあるのでその分も持って行かねばならない。もし売れ残ったら、「3冊購入者には飯尾さんとの握手券、5冊購入者には小池さんとのチェキ券」とすれば捌けるだろう…とは思いませんでしたが、結局40数冊持って行きました。

これが重い。

宅急便で送るために前日からホテルを確保したのですが、平日は仕事で忙しく、送る時間がなくて結局手荷物で持って行く羽目に陥りました。重かった。

帰りはかなり軽くなったので、心から感謝です。

上田さんには、つみき書店が営業掛けたらきっと注文来るよという方を教えていただきました。

「あそこに座っている人なら100万でも200万でもだすよ」

おぉ、角さんが断ったという噂のあの人ですね。そういう案件こそつみき書店が請け負わなければ……と思ったのですが、その方の周りには大勢の方がいて談笑中。それでは飲み物でもとってきて、しばらく後で営業掛けよう。

で、飲んだり食べたり話したり詰将棋出題してもらったりしているうちに、気づいたらその方は帰られてしまったようです。

ごめんなさい。来年4月になったら連絡とります。

第32回 詰将棋全国大会 @東京:大田区産業プラザ

参加してきました。

東京都在住なのに参加して楽しむだけで申し訳ないです。

今回は石黒さん,馬屋原さん,久保さん,小池さんの若手4人が中心になって準備運営されたとか。
100人超の集会を動かすのは大変です。
本当にご苦労様,そしてありがとうございます。

今回の大会参加の一番の目的は,Hさんを口説き落とすこと。
直前に来年から大学院を担当することが決まっているとの情報を水上さんから聞いて,しまった!と焦りました。
やはりHさんに目をつけていたのは俺だけではなかったんだ。
メールなどで下手にもらして,考える時間を与えるより,直接話して,酔った勢いで了解得る方が確率高いだろうと大会を待っていたのですが,裏目に出てしまったか。

しかし,予想外にあっさりHさんの了解を得ました。
ありがとう!

これで,このブログの更新も,もうちょっと頻繁にできそうです。

とりあえず,以上!!

風みどりの詰将棋全国大会構想

おいらが夢見る詰将棋全国大会の構想を発表します。

それは簡単に言えば温泉で一泊して24時間遊ぶ!というものです。

  • 「一人で出かけるの~」という家族も連れてくれば、我々が遊んでいる間、奥さんはのんびり温泉三昧
  • 夜中に店を探してうろつきまわったりしなくてすむ。寝るところがなくて放置されると言うこともない。はぐれない。
  • 十分な時間がある

どうです。どうせ、大会の夜は2次会3次会と進行することが明らかなんですから、泊まってしまった方が安全でしょう。
一つの店にはいることは不可能なので、いくつかのチームに分かれることになりますが、
あのチームは今どこの店だ?と悩むこともなくなります。

初心者のためには初日の午前中に入門講座を設けるのが、やはり手だと思います。

運営を楽にするためにも大会をモジュール化し、それぞれを各団体にまかせてしまうのが良いかと思います。

では、さらに具体的なタイムテーブルを描いてみましょう。
続きを読む 風みどりの詰将棋全国大会構想

全国大会は楽しいですね

今年は名古屋に2泊してきました。
前日の講演会に参加したためです。
ホテルを取ることができず、カプセルホテルに泊まったのですが、サウナもあるし、漫画もあるし、実に快適でした。
名古屋で働いている息子と久しぶりに会って吞んだうえに、「短篇名作選」を入手したので朝まで読んでしまいました。
おかげで翌日の本番は眠くてまいりました。

Facebookに石黒さんの総括があった。
その中の一部分を引用する。

石黒 誠一
7月20日 19:13
私は前日に名古屋で仕事が入ったこともあって参加しておりませんが、酒も飲まずに参加された方々は、よほどどのようなことがあっても全国大会に参加してくださるような方々だと推察されます。それが66人にも上ったことに、危機感を感じたのです。
現在の全国大会は、初めて来てくれた人に優しいイベント、また来てみたいと思うようなイベントになっているのでしょうか。看寿賞の解説は訳が分からないし、握り詰の解説も理解できないし、解答競争は全然解けないし。みたいな初参加の方をイメージしたときに、現状の全国大会はこれで良いのか、という疑問です。
https://www.facebook.com/seiichi.ishiguro.3/posts/1308487775916177

かつて柳田さんも全国大会を「詰将棋まつり」とするために初心者を呼び込む企画を考えていたと思います。

また、このようなことも書いておられます。

過去にも書いたように思いますが、全国大会自体をパッケージ化して、地元に負担がかからないようにするべきだと思っています。どうしても地元の方にお願いしないと仕方ないこと(会場を押さえるとかは、住所が必要だったりしますからね)はお願いするとして、全体のイベントとしては毎年の経験を積み重ねてパッケージを作ってしまった方が良いと思います。

で、私もちょっと考えてみることにします。

発表は次回!

詰将棋全国大会2014@川崎

7月20日の全国大会、参加してきました。
詰工房のみなさん。お世話になりました。
ありがとうございます。
結局、寝坊して設営の手伝いもしなくてごめんなさい。
片付けみて驚いたのですが、テーブルも椅子もすべてセッティングから始めたのですね。
大変だったと思います。ご苦労様でした!

新作詰将棋作品集

今年の新作は4冊。

  • 般若一族全作品
  • 幻の城
  • アトリエ
  • 詰将棋解答選手権2014

驚くべきことに、詰工房作品集「アトリエ」以外は、3冊とも角さんの手によるもの。
よく3冊とも間に合わせたものだ。
しかも、例によって丁寧な造り。
こんなことやってたら角さんマジ儲からないし、生活のほうが心配になる。

でも、思い出してみれば直前にライブなんぞをやっているし。
角さん、人生の達人ですね。

懐かしい顔顔顔

Sさんが来るというので楽しみにしていました。

添川さん。
すぐ帰るとは知らなかったので、「饗宴」にサイン貰っただけで、大学院担当当時にたくさん投稿ありがとうとお礼を言うこともできなかった。
しかし、あいかわらず若かった。

塩野入さん。
大学院に投稿が欲しくて欲しくて仕方なかったお一人。
でも、これからきっと復活してくるでしょうから楽しみで楽しみで楽しみです。

有吉弘敏さん。
良かった!しかも作品投稿もすでにたくさんあるとか。
良かった良かった。

護堂さん。
直接お会いするのは久しぶりという感じ。

大道棋

鈴木章夫さんの巨大盤駒に惚れた。
私も近所の夏祭りに売り込んでみようかな。
楽しいかもしれない。

ミニ解答選手権

今年も後半は凶悪な問題。
後ろの方の席からは下の方の配置が見えないので諦めるしかない。

昔の金魚釣競争みたいなのは駄目かなぁ。

なんてことを思い出したのは、もちろん田宮さんのご子息にお会いしたから。

京都将棋、ありがとうございました。

追記

そうだ。
芹田さんの記念詰将棋、ハシモトさんから頂いたマグネット盤のお陰で解けました。
やはり世界のハシモト印は頼りになります(^^)

本日は詰将棋全国大会

早起きしました(^^)。

そして、加藤さんのサイトを見たら

会場では完成したばかりの作品集を全国大会に先駆けて販売。

・ 徳島新聞詰将棋好作選「とくつめ」

・ 香龍会詰将棋作品集「翼」

・ 詰将棋作品集 竹馬(ちくば) (岡本正貴、高木秀夫)

全国大会では上記に加えて次の2冊も販売予定。

・ 詰将棋解答選手権2013

・ 酒井克彦詰将棋作品集「からくり箱」

5冊とも一般書店では販売されない本なので、この機会に入手したい。

引用元: TETSUの全国大会レポート: 詰将棋全国大会.

おおお、今回は5冊も新刊が出るのですか!
もっていく荷物に鞄1個を追加しなくては!

全国大会2012

松本大会、行ってきました。
スタッフの皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

帰ってきてから、仕事に追われ、今日やっと一段落。

気の抜けたレポートになってしまうなぁ。
そういえば、今年は他の方のレポートもあまり見かけない気がする。
みなさん、忙しいのかな。

前夜に「この詰2012」の打ち上げがあると聞いてはいたのですが、仕事の関係で断念。
当日の朝、車で出かけたのですが、久しぶりの中央道、しかも3連休を甘く見ていました。
大渋滞で、しかも途中でガソリンを入れるつもりが、談合坂SAまで何時間かかるか読めなかったので一般道に降りてGSを探したらそこもまた大渋滞。
トンネル過ぎてからは快調だったのですが、妻をホテルにおいて会場に着いたのは詰将棋解答競技の最中でした。

いや、会場に入る前にもちろん入手しました。
今回の目的である「この詰2012」と「信濃路」。

さらに売り切れ間近ということで、オイラ自身も彼方此方に配ってしまって残り1冊になってしまっていたので1冊補充。

以上は販売コーナーで入手。

ロビーで上田吉一さんと数名の方が談笑しているのを発見。その中に高坂さんがいらした。

さらに秋の神戸に備えてチェスの勉強もしようともう1冊頂いた。

これを元に夏の湯河原合宿で小林さんに教えて貰おうという計画。
われながら、完璧な計画だ。

さて、今回の全国大会参加の目的はもう一つあった。
そして、そちらの方もやや強引ながら目的を達成することが出来た。
だけど、まだここに書くのはもう少し後にしておこう。

ただ大学院担当は来年前期までやらせていただくことになったことだけは、報告しておきます。
投稿、よろしくお願いします。

第28回詰将棋全国大会: 詰将棋全国大会

全国大会が近づいてきましたね。

2012年6月19日 全国大会事務局よりお願いとお知らせ(筒井浩実)

1)自己紹介文の事前送付のお願い

今回は一人一言をやらない代わりに、大会中に参加者名簿と自己紹介文を配付しようと考えています。当日に全員分を入力するのは大変なので、できれば事前にメールで送ってください。

2)松本東急イン(懇親会場)での宿泊斡旋

まだ空きがあります。来週末にホテルの担当の方に会って人数の報告をするので、それまで、宿泊の申し込みを受け付けています。値段は食事なしの宿泊のみで 6980円/泊で、現時点では、前日14日と当日15日とも大丈夫です。部屋数に限りがありますので、申し込みはお早めに。

いずれも、全国大会専用メール

tsume.28th.taikai@gmail.com (筒井)

で受け付けています。

引用元: 第28回詰将棋全国大会: 詰将棋全国大会.

そういえば、こないだも一人一言はなくって、司会者に指名された数人だけでしたっけ。
確かに時間かかりますからね。
でも、それもまたまったりとしていて好きなんだけどな。

今年は、もう大学院の作品を集めるという緊急課題はないので、のんびりと参加する予定。
松本城も随分久しぶりだし楽しみだ。

高槻の詰将棋全国大会いってきました

人見知りする質なのであまり人の集まる所に出かけたりすることは少ない。
ところが、どういうわけか年に一度の全国大会にはここ数年、連続して参加している。

ゲットしてきた物

四百人一局集


自分用はすでに柳田さんから直接入手していたのだが、友人に頼まれていたので購入。
全詰連の書籍としては初のハードカバー?
やはり、上製本はいい。
私も本を作りたくなってきた。
この玉手箱をそのうち纏めてみようかな。

月下推敲


谷川浩司詰将棋作品集。
すでに毎コミに予約してあるのだけれど、直筆サインが貰えるとのことなので、保存用に購入。
頼まれていた分も購入。
さっそく、平成22年1月号の作品が掲載されているかを確認。
あった!
ということはつまりオイラの文章も谷川浩司作品集に載っているという事だ。
これは嬉しい。

小さな絵

近藤郷作品集。
懇親会会場でサインも貰った。
気になっている作品を探す。
あった!
第4番。
よかった。ちゃんと修正されている。
45香か。
口惜しいけど、駒を置かなければ修正できない事はオイラも確認した記憶がある。

Paradise Books

詰将棋解答選手権2011は藤田さんの表紙やグラビア頁のデザインだけでも買う価値あり。
来年もチャンピオン戦は選手として出場するつもりだけど、一般戦・初級戦は東京会場の手伝いではなく、船橋か宇都宮に遠征して手伝いに行こうかな。

この詰2010はもちろん去年の2010。
次号はこの詰2012で、来年でる。
ではなんで買ったかというと、去年買った2010がもうボロボロになってきたから。
昨年の夏にトルコに連れて行ったら、鞄の中でコーラでもこぼれたのか大変な災難にあったりしている。

駒doc.

まとめて貰った。

作品集め

こちらは今回は不作で、具体的には1作も集められなかった。
デパートの岡村さんが上田さんから図面をもらっているを指をくわえて眺めているだけ。

しかし、伊藤正さんと初めてお会いする事が出来た。
来年の6月までには作品をもらえる予定。楽しみだ。

洞江さんからも20年ぐらい先に投稿して貰える事になった。生きてるかなワシ。

橋本孝治さんの姿も久しぶりに拝見して、作品くれるようお願いしたかったのだが、まだまだ時間があると思っていたら、大会の途中で帰られた。
残念至極。

カミさんサービス

今年はカミさん同行で来た。
そのお陰で、当日の午前中は大阪城見学。
翌日はUSJと疲労困憊。
夜に柳田会長一家とすれ違い。「お互いに大変ですね」とテレパシーを送った。