風みどり のすべての投稿

つみき書店の店長です。

長編詰将棋の世界(42) モジュールまるごと変化伏線

2010.1から3年半続けた詰パラ大学院での解説の再録です。

選題の言葉(2011.7)

 毎年、全国大会が開催されるなんて昔は考えられなかった。詰将棋は一人で遊ぶものという考え方が主流だったからだろうか。しかし、作家にしても解答者が居てくれるからこそ、解答者にしても作家が居てくれるからこそ、詰将棋で遊ぶ事が出来る。年に一度、互いの存在を確認するだけでも有意義であろう。
 若島正「上田さんと長いあいだ(考えてみたら、45年ほどになります)一緒にお付き合いして、互いに刺激を得ながら、こうして詰将棋やチェス・プロブレムを作り続けてくることができたのは、生きていてよかったと思える最大の理由です。そのささやかな記念として、今回の作品を投稿します。」
今月の作者には会場で会えるはずです。

上田吉一 詰パラ2011.7


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高木秀次『千早城』に登る(31)

※この連載は風みどりが1題ずつ高木秀次作品集『千早城』(1993)を読んでいくものです。

第31番 詰将棋パラダイス 1950.8

 この連載は非力な筆者が苦労しながら『千早城』に挑戦するという趣旨。解答初心者でものたうちまわりながら中編作品にも挑戦してみようという気持ちを喚起したいという狙いがある。
 もちろん歯が立たない場合はちょっとカンニングしながら進めていく—のだが、本作は「知っている」。
『この詰将棋がすごい!2019』に「1歩入手方法の研究」という小論を発表したのだが、その中で取り上げている作品だ。困ったなぁ。そういえば4~5作は髙木秀次作品を取り上げた記憶がある。

でも、まぁ、そもそも『千早城』を買ったときに一度は並べた作品ばかりなのであるから、そして自慢ではないがこの脳味噌はとても忘れる機能が優れているのであるから、いつも通り行こう。

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第8回 三手詰祭 作品募集

「詰将棋つくってみた」が終ってしまったけれど(新しい構想で再出発しますと言ってましたが、まだ構想が纏まらず……)「3手詰と5手詰は続けて欲しい」という声が某方面から聞こえてきたので、まずは三手詰祭8を実施します。

課題 三手詰を作ってください。

1人10作までにします。
課題はありません。
各自でテーマを設定し作ってください。

類作可。ただし同一作がみつかったらノーカウントになります。
わざと不要駒を追加するような行為も駄目です。

  • 手数制限はありません。
  • 未発表作に限ります。
  • 投稿は一度にまとめてお願いします。
  • 投稿先はkazemidori+kadai@gmail.com
  • 締切は12月29日(土)

「未発表作」とあるけれどtwitterで流した作品はダメですかと質問がありました。
昨今はtwitterも既発表とする風潮ですが、つみき書店はそんなに厳しくしても仕方ないのでインプレッション3桁まではOKとします。(1000を超えていたら既発表扱い)

業務連絡:『詰将棋つくってみた2023-4』に着手しました

いままで連絡はBCCで一斉送信していたのですが、【返信】で返ってきたメールがgmailの仕様では1つのスレッドにまとまってしまうため、見落としたり後から探すのに難儀したりしていました。
そこで今回は一人一人に個別にメールしようと決意をしました。
ところが初めて知ったのですがテンプレートには添付ファイルは保存できないのですね。
今回は課題25から課題40までというのもあり送信先は51名。
(メアドをコピペしてテンプレ貼って添付ファイルをのっけて送信)×51
なんだかんだで30分程度で終りましたが、ちゃんと正確に作業できた確信が全くありません。
メアドをコピーしようとして使っていないメーラーが起動してしまうのには参りました。(力加減が苦手)

次回からは、一斉送信に戻します。

課題25~課題40で作品を発表したのにメールが届いていない、意味不明な文面のメールが届いた、ファイルが添付されていない……
そういう場合はご連絡ください。

つみき書店おうえん会員へのお誘い

noteで有料会員を募集しています。
月に100円、200円、300円の3つのコースがありますが、内容に違いはありません。

いろいろと活動も考えてはいたのですが、一人で色々とやるのには限界がありまして(古書店は縮小の方向です)、現在は月に1冊の特典小冊子(pdf版)の配付が主な活動内容になっています。

昔はミニコミ誌というのが盛んで、「詰研会報」「詰将棋の詩」「春棋会報」「将」「カピタン」など数多くありました。
その昔の「詰棋界」や「紳棋会報」も同じ範疇に入るかもしれません。
要は会員に郵送で小冊子を配付したものです。

会費と郵送料は幾らぐらいだったか……忘れてしまった。
でも比べるまでもなく、月100円は安いと思うんですよね。
だから1000人くらいすぐ集まるかなと期待していたのですが、現状はその2%くらいです。

1000人集まれば謝礼も出せるので、いろいろ外注で面白い資料も作れるようになるのではないかと夢を見ています。
どうかあなたもご参加ください。⇒つみき書店おうえん会員